昨日たまたま読んだのですが、なんと今まで頻繁に私も使い・・・、そして本や、そして新聞の記事などでも目にしていた、この時期、特に聞いたり見たりしていた言葉「免疫力!」ですが、これ「医学用語」にはないそうなのです! でも、その用語を使うドクターからも、今までは普通に聞かれておりましたよね・・・?でも、医学用語にはない!と・・・
専門の先生によると、その「免疫力」という物が具体的に何を意味しているのかよく分からない!ということで、本来の「免疫」という物は、もすごく複雑に出来ており、その働きを一つの指標で測定できるものではないそうです!
もちろん、今回の様に「新型コロナウィル」の様に、身の回りに病気を起こす病原体がいても、簡単には病気にならないのは? 身体の中に身を守ろう!とする仕組みがいくつも備わっているからで! 例えば気道や腸の粘膜は、物理的に病原体を防ぐだけでなく、病原体を殺してしまうような物質を含む液なども出しており、さらに唾液や涙、さらには汗などにも身体を守るバリアーとしての役割を持っていると!
仮にそのバリアーを乗り越えて身体の中に病原体が入って来てしまうと?今度はいろんな種類の白血球が待ち構えており、その一つのマクロファージは病原体を殺す物質を出したり、侵入した病原体や感染してしまった細胞を食べてしまったりもするのです! また、他の働きとして白血球の別の仲間のリンパ球などに「敵が来た!」と言う警報を伝える働きも持っているのです! これらの事は身体の第一段階で働く「自然免疫」と呼ばれているものだそうです!
そして第二段階は?と言いますと、それは「獲得免疫!」と言い、過去に侵入してきた病原体を覚えていて、その病原体が再び入って来た時に素早く排除する!という、これが「抗体」と言もので、高度なシステムと言ってもよい仕組みなのです!
このように病原体から身体を守る働きの「免疫系」という物は、沢山の部品を持った機械の様に例えられるそうです! その一つ一つの部品「免疫細胞」を調べても、機械全体の性能はよく分からないそうで! 免疫系の働きを上げるような、特定の食べ物などはないそうで、せめてその免疫系の働きが悪くならないように維持することが大事なのだそうです!
だから、今でも売られて、特に人気のあるような「免疫力を上げる!」などのようなサプリメントは結果あまり・・・?の様ですよ・・・
免疫系の働きが悪くなる要因としては?「ストレスや、睡眠そして栄養の不足!」が一番の原因だそうです!
人はストレスがかかると「血圧や体温が上がり、筋肉は緊張して、副腎ホルモンは分泌される」これが過剰に働くことで、リンパ球の働きを抑えたり、睡眠障害を起こしたりする可能性があるのです!これにより免疫系の働きが悪くなる!
米国のカーネギーメロン大学での実験で、健康な人が普通風邪のウイルスにさらされる実験で?ストレスが少ない!と感じる人は、症状が出ないという傾向があると発表しており! また、今回の新型コロナウィルスの米国内の流行で頻繁に聞かれる、米疾病対策センタ(CDC)がストレスや不安を感じている人に勧め、伝えているのが?
「栄養バランスのとれた食事、十分な睡眠、運動!」の三つだと言います、そのほかにも「友達や家族と連絡を取ったり、リラックスして深呼吸したり、自分にとって楽しい事をする」ことが必要だとも言っております!
昨日も書きましたが、現在は「人と人の接触を避けるように!」と言うことで、なかなか家族でも集まって!と言うことは避けないといけないような状態ですから、友達と・・・!なんて言うのも、しばらくは出来ませんが、せめて電話やメール、ラインなどで・・・! と、できる範囲で今はリラックス!
免疫細胞は骨髄や胸腺で作られ、血管やリンパ管を行ったり来たりしていると言います! ですから、これがスムーズに流れるように、ウォーキングやストレッチなどで筋肉を動かすや、お風呂などで身体を温めたりするのも役に立つと言います!
昨日の夕方からはお天気も急に復活で、今日は良いお天気です、ずっと家の中!と言うのも、やはり続けばストレスになるものです、新型コロナウィルスで騒がしい今でも、一日に一度は外には良いようですから、今日の様な日には如何ですか?食事の後に一休みしてお散歩などは・・・! 少し早歩きなどであれば、より免疫細胞は活発に身体の中をパトロールしてくれるでしょうから、一石二鳥では・・・!外はサクラもすっかり葉桜になり、今はつつじがきれいに咲きだしましたよ・・・!
気分転換に出かけてみましょう!
処方箋調剤、在宅と地域の健康作りの助けになる薬剤師、チーム医療に参加する薬剤師の教育に力を入れる「サン薬局」です!
地域の「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」の「サン薬局」です!