自然の営み!

「今日はなんて日だ!」と、朝お出かけのみなさまは思ったのではないでしょうか?  最も今の外出は自粛!通常よりも8割少なくと言われている現状からすると、今日の様な日は、仕事でない限りはお家で!と、言うみなさまが多かったのではないですかね?
昨日の「緊急事態宣言」が出され、休業要請の出た最初の日曜日、流石にみなさまお家にいた方が多かったようで、都内の繁華街でも、また土曜日の夜なども人の出は?極端に減っていたと言います、今日のこの雨や強い風でコロナウイルスもどこかに飛んで行ってしまはないのでしょうか!  であれば、今日のこの日も天の恵みになるのですがね!
しかし、朝から一日中嵐のようなお天気でした、これ大陸から冬将軍が下りて来た時には雪を降らせる「南岸低気圧」の影響ですよね!  昨日は西日本や九州に雨を降らせた低気圧が、東海や関東地方にそして東北地方にと流れていく様ですが、何故に西から東に流れてくるのかご存知でしたか?
それがいつもであり、当たり前!と思っていると、特に何故?ということもなく、そう言う事だから!という事になってしまうのが大人!になっていませんか?  きっと今回の何故西から東に?と言うような事は小学生などの方がより詳しく説明ができるのでしょう?し、何故?と思うのが子供なのですよ!きっと・・・
西から東に流れてくる?の前に、では「高気圧や低気圧とは?」
「高気圧」と言うのは、上空から空気が降りてきて地上を押す空気の圧力が強く「低気圧」はその反対に空気が上空へと昇っていくために地上の圧力が低い事なのです!  そしてその圧力の事を「○○hPa(ヘクトパスカル)」と呼ぶのです!  そしてその高気圧と低気圧の境になるような、例えば「1000ヘクトパスカル以下は低気圧」のような基準はないのです!
高気圧の上空には空気が集まり、それが地上に向かっての下降気流が発生するので雲は起こりにくく、気温も高めになりお天気が良い事が多く、低気圧は空気が地上から上空に流れる上昇気流が発生しているのです、そのために上空に行くに従い、気温が下がるために雲が発生して、上昇気流が強いほどより雲も発達しやすいので、今日の様な雨や風が激しいお天気になるのです!
別に、空気の暖かいものは冷たい方に流れる性質を持っているために、南の暖かな空気は北の冷たい方にと「南から北」に向かって風が出来ているのです!が、地球は自転をしているために、日本を含む北半球では、その北に流れる風は東に向きを変え流れるようになるのです!
北半球の北緯30度から60度くらいにかけての、この一帯は常に西風が吹いていて、この間を「偏西風帯」と呼び、ここを流れている風を「偏西風」と呼んでいるのです!  その中でも特に強い風の吹いているのが北と南の温度差が大きな「偏西風帯」の北側を吹く「寒冷前線ジェット気流」と呼ばれるもので、日本は反対の「偏西風帯」の南側の「亜熱帯ジェット気流」の両方の影響も受けて、今年のような偏西風がいつもより北側にあった事で「暖冬」の事が起きたり、その反対も・・・と! この気流の加減で、その年により違うような季節になる影響も受けているのです!
余分ですが、この「ジェット気流」ですよね、私の年代の方が聞くと、まず最初に思い出すのがあの?深夜放送の「ジェットストリーム」ではないですか?  この言葉だけで、始まりのあのナレーションとあの「ミスターロンリー」あの音楽が頭の中に・・・ですよね!
そんな訳で、もちろんお分かりの様に?  お天気が西から東に!と言うのは当然、この「偏西風」のお陰?と言うか影響という事なのです!
ちなみに昨日の九州や西日本の雨雲が、今日には東海地方や関東地方に・・・!ですが、偏西風はほぼ時速100キロほどと言いますから、およそ高速道路を走る車くらいですが、ジェット気流は?と言いますと、なんと通常で200キロから250キロで最大で350キロ以上を言います!まさに新幹線並みの早さだと言います!
という事で、今日のこの低気圧も偏西風に流され、明日はお天気になり気温も上がるようですが、低気圧に向かっての風は多少向きが変わるようですが、まだ残るという事ですから、体感的には北風ですから冷たく感じるかも?着るものはお天気にごまかされずに用意をなさった方が良いと言います!
この時期、風邪など引かれますと熱や咳、鼻などで・・・、それこそ会社でも電車やバスの中でも、小さくなっていないといけなくなくなってしまうような事にもなりかねませんから?
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