「白カビさん、青カビさん!」

最近は「新型コロナウィルス」が流行しているので!と言う事ではないのですが、お昼には「牛乳!」夜には「チーズ!」とタンパク質を取っているのです!  タンパク質と言えば、しばらく前の一時期に、テレビでこれは消化もよく、カルシウムも入っているので骨にも良い!と言われ、それが流された時には現在のマスクの様に売り切れの状態が?あった「カニカマ!」これをジムの帰りには食べております!
その私が食べている三大タンパク質?の一つ「チーズ」ですが!  このチーズの中の「カマンベールチーズ」が「認知症」の予防に効果があるらしい?いう研究発表をまとめた!と言うニュースが!
これをまとめたのは「東京都健康長寿医療センター」などの研究グループだそうです!
認知機能が低下すると?「脳由来神経栄養素因子=BDNF」と言う、たんぱく質の血中濃度が減る!と言う事が知られており、これが今回の「カマンベールチーズ」を食べることで、上昇したと言う事なのです!
この調査は東京にお住いの70歳以上の、まだ軽いが認知機能障害の女性71人を二つのグループに分け、一方のグループには「カマンベールチーズ」を、そしてもう一方のグループに「モッツァレラチーズ」をそれぞれ1日におよそ30g(2ピース)ずつを3ヶ月間食べて頂いたそうです!
その後、食べない期間を3ヶ月おいてグループを入れ替えて同じ試験を行ったそうです!
その結果は?と言いますと、「カマンベールチーズ」を食べるグループは先ほどの「脳由来神経栄養素因子」の「BDNF」の血中での値が、約6%増えると言う結果になり、同じチーズでも「モッツァレラチーズ」を食べた時には・・・?と言いますと・・・
もちろん同じチーズですし、さほどの違いはないので?同じ様に「BDNF」認知機能の働きに関係するタンパク質は増えるとお思いになりますか?
まさしく、その通り!と言いたいのは、ほぼ毎日最近チーズを食べている私なのですが、なんと違うのですよ!
「モッツァレラチーズ」の時には増える!のではなく、反対に約2%減る!と言う結果が出たのです!
この二つのチーズの違いは?と言えば、ご存知ですか?
「カマンベールチーズ」と「モッツァレラチーズ」は同じチーズではありますが、その製造方法が違うのです!
その大きな違いは?と言いますと「カマンベールチーズ」の製造には「白カビ」を吹き付ける!と言う特徴的な方法が!  製法として「ミルクを凝集酵素で固め、チーズに塩分を加え、その後表面の皮に当たる部分に白カビを吹き付けて、白カビによるたんぱく質をアミノ酸に変える働きを利用して、そのまま熟成させるのです!」
それに対して「モッツァレラチーズ」は?と言いますと、モッツァレラには「白カビ」は使わずで!さらに、熟成もさせないのです!
「モッツァレラチーズ」の製法は?と言いますと「原料の牛乳を乳酸発酵をさせてから、凝集酵素を乳酸発酵させて脱水して作るのです!」
と、すると認知機能に関係する「BDNF」これを増やすためのカギは「カビ」なのでしょうかねー?  とすると「白カビさん」は「カマンベールチーズ」ですが、「青カビさん」の「ブルーチーズ」ではどうなのでしょう?
今回のこの研究のまとめには、特に「ブルーチーズ」に関しては出ていなかったのですが、そこの所も知りたいですね?
最もこの「脳由来神経栄養素因子=BDNF」ですが、身体を動かす事、特に運動で増えると言われております!やはり「ながら・・・!」でも運動をする、少しでも身体を動かす!と言うことは、人が健康でいるためには大事な事なのです!
最も、動かしたくても運動なども出来ない方!などにとっては、意外と普段の食事の中や、おやつで「カマンベールチーズ」を食べる!という事は、認知機能の低下を防ぐには良い方法なのかもしれないですよ?
しかしこの「チーズ」!脂質も多いですからやはり「食べ過ぎは禁物!」程よい量で、そしてできる範囲で身体も動かす!と言うのが健康維持には良いでしょう!
私もこれからはどうせ摂るならば、なるべく「カマンベールチーズ」を食べるように心がけます!みなさまも如何です、どうせならば・・・?
今度は「カマンベールチーズ」が品薄に・・・?  
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