日本の伝統!

今日は12日残念ながら過ぎてしまいました?と言うのも「鏡開き!」
昨日がそうだったのですよ!  みなさまは昨日終わらせておりますか?と言っても何のことだか・・・?という方も?
まさか「鏡開き」ですから、日本酒の好きな方の、何か新年の行事?とか思われている方もでしょうか?
確かに日本酒の酒樽、あの蓋を開ける?と言うか割るのも「鏡開き」と言いますよね! 日本酒の酒樽の蓋!あの上蓋の事を「鏡」と呼ぶそうです!  もともと日本酒は神事には「神酒」として供えられ、祈願や新しい事のお祝いなどでは使われ、そしてその時の祈願成就などを願い、みなさまにふるまわれたりしますから、新年仕事始めのまずは景気づけに「鏡開き」が昨日11日に・・・?
世の中にはそのような会社もあったかもしれませんが、そうではなく!ここでの11日の「鏡開き」は、新しい年にその年の幸せを持ってきてくれる「年神さま」をお迎えして、その年神様の拠り所が「鏡餅」なのです、その年神がきのうでお帰りになり、残った鏡餅をこれから1年家族の「無病息災」を願い分けて頂く!という日だったのです!
最もこれもお正月7日の「松の内」と同じで関西では「松の内」と同じ15日に「鏡開き」を行ったり、他にも「二十日正月」と言って20日に鏡開きを行うところもあるそうです!  でも、関東は先日も書きましたが、徳川幕府の命令で、松の内が7日になった時に、鏡開きは11日に決められたのです!
この鏡開きは、もともと武家の行事から始まっているために「鏡餅」を細かく壊すのに、刃物などを使うと、切腹を想像させたりするので使ってはいけなく! 手かまたは木槌のような物で「割る!」のですが、この「割る!」も縁起が悪い!という事から、縁起の良い「末広がり」を意味する「開く」と言う言葉を使い「鏡 開き!」となったそうです!  が、何とも面倒な?と感じている方も・・・?
この鏡開きをすることで、お正月が終わりですよー!と、そしてこれから1年のしごとはじめですよー!との意味もあった、という事です!
今でも剣道や柔道などの武道では、昨日の11日の鏡開きには、お汁粉などをふるまう!という行事が続けれているのもその名残と言います!
最も現在、普通のお家の鏡餅は?と言いますと、切ることも出来ないプラスチックなどの物の中に、四角や丸のお餅が幾つか入っているようになり、なかなか木槌などは必要ないものがほとんどに! しかし考えると、それを壊し、中のお餅を取りだすには「手」で行いますし、それから考えると、現在の方がまさに「鏡開き」と言うのには、ふさわしいのかもしれませんよね?
私は昨日は出来ませんでしたので、遅ればせながら、今日は丁度お休みなので、昼にお汁粉にして頂きました!  もちろんどんぶり一杯にお餅を3個!チョット食べ過ぎですが、お正月ですから?美味かった!
みなさまは、如何しましたか?  どこのお家でもお正月の鏡開き!あると思っていたのですが、なんと最近は飾っていないお家もあるとか?  なーるほど、そうなのだ!と・・・
でも、鏡餅もなし!だとすると、当然門松などのお正月飾りもないでしょうが・・・?  それでは普通の月「12月の次の月、13月」のような感じでは!  それこそ締まりがない様で、日本のお正月としてのお飾りなどはやはり続けて、子供達にも・・・!と思いますがね・・・!