一昨日のガンの検査技術の進歩でしたが、その進歩が・・・! ちょっとあだになり・・・?のような事が・・・?
それは検査ではなく、薬の事ですが、まさに現在進行形の様に流行り出している「インフルエンザ」ですが、その治療薬として一番新しく発売された飲み薬です!
発売されたのは2018年と、つい最近ですが、その3月に新発売になったのです! しかし2018年3月ですから、すでにインフルエンザの流行期は例年でも、ほぼ終わりの時期になり、その年はそれほど使われていなかったのです、それが今年2019年に入ってからですよ・・・!
今まで使われていたインフルエンザの薬は、飲み薬か吸入するタイプのものだったのですが、使うのは5日間!で、それも感染が確認された時が48時間以内!という条件があり、使いだした時には5日間はきちんと使い切る!という物だったのです!
ところが2018年に新発売されたものは、感染が分かった時に、ただの1回のみ! そう、その1回使う事で、高い熱も下がり、お家で安静にして入れば良い!という物だったのです!
この使いやすさや新発売という事、そして高熱の下がりが良いのでは?なんて言う事を言われ、どこの医療機関でもこのお薬を・・・!という事が多かったのです! そのお陰?かどうかは分かりませんが、ともかく使うところが多く、なんと去年の暮れから今年の春のシーズンに使われたインフルエンザの薬供給量のなんと4割を占めていたそうです!
そして今年もちょどいまからですが、またまた今季もこの薬が・・・?と思っておりましたら、なんと意外やこの薬に対する「耐性のインフルエンザウィルス」ができており! 効きにくくなっているウィルスが・・・!
昨季に使いすぎたせいなのか、それとも・・・?何なのか・・・ですが、その耐性ウィルス、特に免疫力の十分に発達していない12歳未満の方に多いそうで、臨床試験ではなんと23.4%にも達していたと言います!
もちろん今まで使われている薬にも耐性ウィルスが確認されているですが、今回の割合よりも少ないと言います! そのために先月には日本小児科学会からは「12歳未満の方にはこの薬を推奨しない!」と発表がされたそうです!
確かにウィルスも生きているのですから、一生懸命に鎧を変えて戦っているので、薬での「耐性」という物は追っかけっこにはなるのですが、インフルエンザの薬の最終兵器!の様に思われ、発売された一番新しいい薬! これに薬が効かないウィルスが広まりそしてそれが広まっていったら・・・?
寄りによってこの「耐性ウィルス」今までの様に耐性ウィルスは感染力が弱い!とされてきてはいたのですが、なんと今回のウィルス!感染力は普通のインフルエンザウィルスと同じ位に・・・!と言いますから、要はその感染力は「つよい!」という事になるのです!
そんなウィルスが今年のインフルエンザで増えた時には、それこそ「パンデミック」に・・・?
まずは第一の予防として、罹らないように「インフルエンザワクチン接種」をそして? そう「手洗い、うがい」そして?そうです必要でない限り「人混み中には行かないように!」、外出の時には「マスク」!
さらに?であれば、そう「罹らない!」と言う「気合!」ですかね!
今日くらいからは、また晴れの日も出てくるようですが?そうなると乾燥が・・・! だからと言っても気温は低いようなので? ますますインフルエンザウィルスの活動が活発になります!くれぐれもご自愛ください!
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