何かあります?

いまだにその原因を調査中の、先日火災により焼失した正殿ほかの建物!  沖縄「首里城」ですが、その再建のための資金が始まっているそうで、那覇市が「ふるさと納税サイト」を利用しての「クラウドファンディング」、なんと昨日現在で2億円を超える金額が集まっていると言いますよね!  しかしその再建のために必要な総金額が出ていないので、いったいそれがどれほどなのか?
もちろんこの再建には那覇市など沖縄県だけでなく、国を挙げての建設計画になるのでしょうが、まずはお金が・・・!ですが、それ以前に、なんとこの首里城の再建は無理!と、県琉球赤瓦漆喰施工協同組合の方の発表がありました!  何故に?と言いますと、なんとあの首里城など沖縄らしい朱色の建物、そして屋根に乗っている赤い瓦!
この赤瓦、今ではその瓦を焼くための原料の土、これを手に入れるのが困難とか?  また手に入ったのしても、その土を使って瓦を作るための比率や瓦を焼くための温度!これが分かる、前回の再建の時の関わった職人さんが、みな高齢で亡くなってしまっていたり、前回の1992年の時にも苦労した建物を強風や重い赤瓦の屋根を支えるための柱! そのために直径が1.5m、長さ10mの湿気に強い木材!  この木を調達rするにも苦労が有ったそうです!
現在ではそれ以上の苦労があると・・・?
首里城の建物には赤瓦が正殿だけで約5万5千枚つかわれており、ぜんぶでは22万枚が・・・!だそうです!
瓦を焼く職人さんも高齢化で、さらにはその瓦を葺く職人さんも、前回の焼失した時の再建、1992年当時で50人ほどしかいなく、そして現在は?と言いますと、さらにその半分くらいしかいらっしゃらないと!  瓦を葺くときに塗る漆喰、この技術を持つ職人さんも全国でも少なくなり・・・!と、ないない尽くしに・・・!
現代の様になんでもコンピューターで、そして「寸分たがわず」作ることが出来る「3D」など、なんでもできる・・・!と思っていたのが、なんの事はない、大事な瓦すらできない!と・・・
お金はあるのに、技術が・・・!  なんでも?の「AI」をもってしても、職人さんのその技術にはかなわない!
ただ設計図は残っているので、費用と資材が有れば再建は可能だそうですが、ただその資材が?  その物を作ることが出来ない!  今回焼けてしまった中に、もしも使えるものがあれば?その瓦を「リサイクル」すると・・・!
そんな話を聞くと!すごいですよね、今でも生きる大事な技術の伝承!  その伝承自体が難しくなっていると言います!  その結果今回のような事に・・・?大事な事なのですね!
ですから、もしもご自分で特殊な能力?ではなく、技術を持っているのでしたら?  わし、一代で良い!なんて言わずに、元気なうちにどなたかに伝えておかないと!
と、みなさまそんな技術何かお持ちですか?