過ぎたるは・・・!で、過ぎないように!

今でもブームは続いているのでしょうか?  しばらく前にたまたま車で通った時に、学生さんがビックルするほど並んでいた近くのタピオカ屋さん!紹介したことありますが、あれ確か夏でしたか?
あの時はいよいよここまでブームが来たか?と思ったのですが、それから二ヶ月ほど経ちましたが、今でも・・・?と先日見てみたのですが、暑さも終わり、涼しさを通り過ぎ、寒くなったせい?なのか、全く以前の様に学生さんだけでなく、ほかの人も並んでいる気配がありませんでした!
まー何とも、流行という物は恐ろし物だと・・・!  流行に乗るのも下りるのも?まさに電光石火のごとくに、そしてカメレオンの様に、すぐにほかの色に変わらないと、その波に乗り続けることはできないのですね! しかし、私が見たのはこのお店だけだったのですが、他にもひっそりと以前からあるタピオカ屋さんがあったそうですが、今では同じような…そうです!
しかし、今でも中華街などに行くと、まだ売れているとも聞きますから、今だそのブームは少しは残っているようですよね?  
今更ですが、このタピオカと言うあのポニョポニョしたものの原料は中南米原産の「キャッサバ」と言うお芋で、アフリカでは16世紀になり、そしてアジアでも19世紀ころから広く栽培されていて、今では世界の熱帯地域のほとんどで栽培されていると言います!  その収穫量は?と言いますと、世界全体で見ると年間にはジャガイモと同じ位の量があると言います!
ただこのキャッサバ、利用する根っこの所には「シアン」と言う毒が含まれており、まず出荷する前にはきれいに洗い、毒性をなくしてから、すりおろし乾燥してタピオカ粉として利用するのです!
今ではタピオカのブームの影響もあり、その輸入量は増えていて、前年に比べて4倍にもなると言います!  もちろんその輸入先としては9割近くはお隣の台湾だそうです!
しかしこのタピオカですが、国内でも栽培されていて、丁度今がその収穫の時期になると言います!
ではこのタピオカの栄養は・・・?と言いますと、もともとこのタピオカですが、半透明の白い色をしていて、味もほとんどない!  しかし手にするものはと言うと?太いストローでシュルシュルと吸い上げ、味も甘く、その食感もプニュッとしてモチモチとしたような、何とも・・・?ですか・・・
この食感はタピオカ粉のデンプンの種類によるそうなのです!  しかし?その主成分は「でんぷん質」と言う事ですから、つまり「炭水化物」と言う事になるのです!
例えばで、ブラックタピオカの生で100gと言いますと、みなさまの気になるカロリーは?と言いますと! なんと262㎉も・・・!  ほぼお茶碗一杯のご飯に匹敵するのです!
もちろん販売されているタピオカの飲み物の1杯に100gも入ってはいないと思いますが、それにしてもカロリーは高いのですよ!
さらにほかには?大事な「タンパク質は?」とも思いますが、なんとカリウムや食物繊維を・・・?と、言ってもその量は微量で、さらには大事なタンパク質は?と言いますと、これもまた白米に比べてもほとんど含んでいない!と全く残念な事に、ほぼその栄養素は「でんぷん質」のみ!と、全く正直?と言うのか、まさに「炭水化物の塊!」と言う事になるのです!
さらに、ミルクティーとなると、そこにお砂糖も?  さらに冷たい飲み物になると、甘さを感じにくくなると!さらにお砂糖などを追加・・・も?  さらにさらにで、そこにアイス?チョコレート、杏仁豆腐、プリン?いやいや危険、そしてそのタピオカドリンクも大きめのLサイズとか?  普段気にしているカロリーどれほどに・・・?
決してタピオカに恨みがあるわけではないですが、ただただみなさまが心配で!  マーこれからは冬になりますし、コートなどの出番になれば!そのタピオカ効果もさほど気にはならないかもしれませんが・・・!それにしても、余りに美味しいと、お出かけのたびに・・・?となりますと・・・
秋の後には冬がですが、その次には「春」がですよー!  タピオカに限らずに何事もで・・・!くれぐれも、ほどほどに「後悔先に立たず!」ですから!
因みにですが、タピオカ粉を使わずに家庭でも、比較的に簡単に作ることが出来るそうです!
それには「片栗粉ともち粉」を混ぜるそうで、その配合は「片栗粉が8に対してもち粉は2」が最高だそうです!  そこに黒砂糖などを加えて、お水を混ぜながら、練って丸め、ゆでれば?「タピオカ」の出来上がりだそうです!  この方が自分でカロリーの調節も出来、身体の為には良いのでは?
如何ですか、お試しを・・・?
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