自己責任!

一昨日でしたかに出ていたネットのニュース!  台風15号の影響で電気が止まったり、水道も止まったりと!その後大変な思いで生活をしている千葉県内で、市が無料配布した「お水」の賞味期限が2018年とかで、現在からみるとすでに切れている物が入っていた!と言う事で、気が付いた住民の方が役所に連絡したとか・・・!
そしてその連絡を受けた、市の担当職員の方は、賞味期限の切れていたのを確認して、お詫びをして! そのお水は飲料としてではなく、洗濯などの生活水として利用するように進言したのだそうです!
そして、このニュースでは、ここで間違えが二つ起きてしまっていた?と言っておりました!
まず一つは「お水の賞味期限」ですが、お水という物に賞味期限が付いているのは、万が一の災害などの為の保存や携帯に便利な様に、ペットボトルに入っている物は、その入れ物がペットボトルと言う事で自然に少しづつは抜けて行ってしまい、何年かすると、その水の量が減ってしまうのだそうです!  そのために最初は1リットルあるものが数年してみると、表示している量よりも少なくなっている!と、言う事でその量が守られている期限が、お水の賞味期限として印字されているそうなのです!
と言う事を知っていれば?配られた住民の方が役所に「期限、切れているぞ!」と連絡することもなく普通に飲まれていたのでしょう?
さらに、その電話を受けた担当職員の方が、そこで先ほどのような飲める期限ではなく、その量を保証するもので、大丈夫飲めますよー!と言っていれば、多少そこでは丁寧な説明は必要になったかもしれませんが、そのまま飲んでいたのでは・・・?と、そこを切れている事を誤るような「ごめんなさい」をして、さらには飲まないで!洗濯などの生活用水で使うように・・・!と言ってしまったと言う、両方がお水の賞味期限の事を分かっていなかった!と言う事から、実はなんも問題がないのにニュースになる問題に・・・!
昔は、ついている物も限られていた「賞味や消費の期限」今では医薬品、それも処方箋の薬にもついているのですよ!  もちろん箱から出したシートにはさすがに印字はされておりませんが、ロット番号はついておりますから、その番号から知ろうとすれば分かるのです!
さらに、軟膏などのチューブ類のものは、箱から出しても、そのチューブの一番下に一本一本期限が書いてあるのですよ!  
もちろん医薬品ですから「賞味や消費」ではなく「使用期限」として表示が出ております!  もしもお手元にあるようでしたら?見てみて下さい、ほらチューブの一番下の少し折り曲げてある、そこに!裏か表!に数字で年月が見えるでしょう!  ほらね?
まっ、この医薬品の時は使用期限ですから、この期限までしか使えませんよ!と言う事なのですが、少し前にかきましたが、昔と言っても30年ほど前には?お薬に使用期限なんて入っていなかったのですよ!  と言う事は、使おうと思えばどこまでも・・・?だったのかも・・・!  まー、そこのところは、それぞれの管理する薬剤師に任されていたのかもしれません!  現在ではほとんどの商品には使用期限が付いておりますから、いちいち入荷の時の日付の管理はしなくても良い様になりました!
では最初の食品などの様に「賞味期限や消費期限」の違いは・・・?と、言いますと、この二つは食品衛生法とJAS規格で定義が定めらているのだそうです!  そしてお店で売られている加工食品には基本的に必ずどちらかは表示してあると言います!
今回の千葉の災害用のお水のような、品質の劣化が比較的に遅いものは「賞味期限」、そして反対に劣化が早いものが「消費期限」となるのです!  要はお水の量が問題の様に、最初のころと変わりなく!の食品であれば「美味しく食べることが出来る保証期限」と言う事で、その加工食品により違いはあるようですが、5日の超えての長期保存可能な食品に表示してあるそうです!
もっも、その5日を超えて?ですが、卵や納豆は10日から2週間ほどと比較的短く、カップ麺やお菓子などでは数ヶ月と月単位で、そして3ヶ月以上の長い、今回のお水のような物は年月のみの表示に省略できるのだそうです!
では「消費期限」と言いますと?「安心して食べることが出来る!」と「安全の保証期限」になると言います!
商品が開封していなければ、その期限まで保存法を守れば、腐ったりすることはない!と言う期限になるわけで、保存がきかなく、日持ちのしない物に付けられている!  例えば「サンドイッチやお弁当、生めん、惣菜やケーキの様な生菓子など・・・!
と言う事からすると?やはりこの「消費期限」という物は傷むのが早い食品ですから、極力期限内に消費するのが安全ではないですか?
そして「賞味期限」のものは?と言いますと、期限を過ぎても食べることが出来る出来ますが、でもその味は落ちてきますよ!と言う事で、ここは消費する方の判断に・・・!と言う事ですよね?
「賞味にしても消費にしても」いずれも開封するまでの期限ですし、それも指示されている適切な環境での保存ですから!  開封してしまえばどのような物でも、その期限が当てに出来なくなります!
いずれにしても、食べるか食べないかは?消費者本人が決める事で、その「見た目や臭い、そして味」これをきちんと確認して!と、全て自己責任で・・・!となりますから、なるべくならば早めに食べることが一番安全で安心です!
後はご自分を信じてどこまでも・・・?  自己責任ですよー!
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