今日は久しぶりに朝から刺すような日差しもなく、ちょっと涼しい・・・? と、思っていたのですが、とんでもない! 日差しはなくても、気温は?30度超えており、現在の気温もエアコンを入れていないと、26度! 今夜も熱帯夜! すでにこの熱帯夜は10日以上も続いていると言います!
また今日も休む前にはエアコンを入れて・・・! でも、昔! 私の子供のころには、エアコンのあるような家はほとんどなかったようにも覚えているのですが、あの当時は有っても扇風機、寝る時には自前であおぐ「うちわ!」でしたが、そのころと比べて、どれほど気温が上がっているのか・・・?
日本気象協会によりますと? 明らかに「ヒートアイランド現象」は起きているそうで、この100年間で言うと東京では年間の平均気温はどれほど上がっていると思います・・・?
実はなんと「3.2度」も上がっているのだそうです!
そしてその気温の上りですが、最低気温が「4.4度」も上がっているそうで、最高気温は「1.7度」だそうで! 今のような夏のこのくらいの最高気温は、むかしでもこの時期は有ったと言います!
この気温の上昇ですが、100年間を比べても上がり方の幅が小さいのが夏だと言います! ただ最低気温が昔に比べて上がり方が特に大きいと言います! だから「熱帯夜」なんて・・・!
そしてこの現象が起き出したのは?高度成長期の1950年代から1970年代の間が特に激しかったと言います、もちろんこの高度成長期の時と言いますと、どの家にもエアコンが・・・!と、まさに鶏が先か?卵が先か?のような追いかけっこのような状態にですが?
実はこのエアコンの設置が増えて!という事も夜などの最低気温上昇には関係があるのですが、もっと大きな原因が・・・?
それは、工場の産業活動が活発になり!という事と、車の普及がエアコン以上に・・・と言います! さらにそこに「都市化」により、ビルなどのコンクリートの建物の増加! そして道路をきれいにと?土でなくアスファルト舗装に・・・!
これらの原因が重なり、夜でも暖まった空気が冷めることが出来ずに、気温が下がらず!「熱帯夜」に・・・!
最近の新しい街づくりでは、コンクリートの建物を建てても、屋上に木々を植え、天空の公園のような試みも沢山されておりますが、ビルや住宅などを建てるために、山を削り、木々をなくす!という事で木々の葉っぱにより、植物内の水分が水蒸気になり発散して、それによる「打ち水効果」のような気化熱を減らす!という事も少なくなり、ますますヒートアイランド現象がひどくなる!
こんな具合に文化は発展していくのに、その分だけ自然がなくなり、暑さがひどくなり! そしてその分だけ、また文明の利器を利用してさらに熱く・・・!
いったいこの先、この暑さを何とか・・・?とするには、どこの所を・・・? と思いながら、そろそろエアコンを入れないと、とてもではないが眠ることが出来ない!
何ともはや? いったいこの涼しさは健康的・・・なのか、不健康に・・・?なのか、どうします?
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