有義波高?

夏休みになると増える?と言うのはやはり水の事故ですね!  プールでも川でも、海でも水辺で遊ぶときには必ず「ライフジャケット」を!と言っておりましたが、昨日はそのライフジャケットを着けていた、8歳の女の子が、都内のプールの遊具の下に入ってしまい、亡くなってしまう!という事故が・・・
水辺では頼りになる「救命胴衣=ライフジャケット」ですが、今回の様につけていても?  どこまで行っても絶対に安全!という事はないのですね!
釣りをしている釣り人が、いきなりの高波にさらわれたり、あの白い水仙の花で有名な、静岡県の爪木崎では海岸沿いを歩いていた姉妹の内11歳の妹さんが、同じく高波で海にさらわれる!という事故も起きておりました!
この時には波浪警報が出されていたそうですが、それこそ、この時に昨日のような荒れる海であれば、海岸線を散歩!なんてことは絶対にないのでしょうが、今日は台風も日本海に抜け・・・なのに・・・?
この時に出されていた「波浪警報」の波浪ですが、これは風により起きる波の事なのです!  そしてその「波浪」には種類があり?それはカゼナミとウネリが・・・!
よく見かける波で、細かく白く三角の形で見られるものがありますが、あれがカゼナミ!風が海面に当たり海面が波立つことで起きるのです!よく「ウサギが飛んでいる!」とも言いますが! 遠くに見えている分にはきれいですが、これが怖い! 
そしてその風が強くなれば、もちろんカゼナミの高さも大きくなり、形も変わってきます!
波の高さはそれこそ千差万別で、大きいものもあり、そして小さなものもある!どこでどれ程の大きさな波が・・・?という事は、言う事は出来ないので、天気予報で伝える時の波の高さと言うのは?「有義波高」と言う、特別な方法ではじき出しているのです!
この「有義波高」ですが、現れた波の高さの平均?という事でもなく、面倒な細かな、どくどくな方法で出されていると言います、しかしこの「有義波高」ですが、人が波を見た時とそれほど違いがなく、実用的!と言われ使われているのです!
それでも、それよりも大きな波や小さな波は当然の様に発生しており!  よく言われるのは10回のうちの波に1回は?この「有義波高」の1.3倍の波が寄せてきて、さらに100回に1回は、同じく有義波高の1.6倍、1000回に1回は?と言うと、なんと有義波高の2倍の高さの波が襲ってくると言います!
それが、昨日の台風からの風もまだ強い今日の様な日には、その起きる回数も変わってくるのです!
ですから、今日の様な日には釣りでも、そして海岸べりでも、決して油断しては危険なのです!
先ほどの様に1000回に1回!と言っても、あれだけ寄せては返し!ですから、その回数が1万回であっても?その始まりの1回がどこから開始されているのか分からないのですから!  そのたまたまが?その時であれば・・・?
明日からは、また東京や横浜では今までよりもさらに気温が高い「猛暑!」になると予報で出ております!  まして丁度、土曜日曜に!  台風も通過して夏休みも残り10日ほど?となり、海や川、山に・・・!
くれぐれも準備万端でも、さらに注意して「君子危うきに近寄らず!」、決して自然を相手に「大丈夫!」はないものと、残りの夏休みお過ごしください!
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