ゲーム依存!

今朝、駐車場まで歩いて行く途中で、前を歩く男の子、耳にイヤホンを入れて音楽を?それともゲームを?もちろん歩いていたところは歩道ですが、比較的広かったせいか?後ろから自転車が・・・!
私は気が付いたのですが、この男の子は何かに夢中だったのか、耳にイヤホンが入っていたせいなのか?気が付かないでいたので!急に右に少し寄ってきたために、危うく後ろから来た自転車とぶつかりそうに・・・?  とりあえずは何ともなく・・・!だったので、良かったですが、なんたって多いいですよね! 歩きながらスマホ!
これも以前からですが、電車やバスなどに乗っても、ともかく乗っている方の半数以上はほぼスマホを片手に持ち、空いているもう片方の指でメールを!おじさんには信じられないくらいのスピードで打っているかと思うと、ひたすら両方の指をこれも信じられないほどのスピードで動かしている・・・!  何もそれほどに夢中に・・・?と思うと何やらゲームをひたすら!  画面が次々に変わり、覗いている方も?つい顔が近づいていってしまうような?
乗っている時間を忘れる!と言うのには良いのでしょうが、昔とは乗り物に乗っている姿が随分と様変わりしましたよね?  と言っても、自分でも時間潰しにゲームを? いやいやまさか・・・!  ネットの新聞を読んでいますから、ある意味同じようなですが!  
みなさまも同じにスマホを片手に何かしら・・・・ではないですか?
そんな今や若者!だけではないのかもしれませんが?スマートフォンなどのゲームにのめりこみ、日常生活に支障を・・・!という症状が「ゲーム障害」として、今年の5月でしたか?に、世界保健機関(WHO)の総会で世界的に病気として認められたのですよ!
そしてこの「ゲーム障害」という病気!ですが、今では幼稚園児や保育園児にまでと、低年齢化が指摘され進んでいるそうです!
ただこの「ゲーム障害」は同じ様に、両の指を上手に使い私からすると魔法の様に動いている「LINEやTwitter、SNSなどのネット依存」とは別で、これらは、先ほどの「ゲーム障害」ではなく「嗜癖」と言われ「熱中しすぎるとやめられなくなる!」という、行動障害に分類されのだと言います!
いずれにしても、人間の脳に影響を及ぼすと言われております!
ただ特に「ゲーム障害=ゲーム依存」」の場合の人の脳は、理性を司る「前頭前野」の働きが大きく低下!して、あの「人をやめますか、薬止めますか!」と言われる、薬物などの他の依存症と似たような状態になると言います!
それ故に、この病気の場合は「ゲームを続けるのは自分の意志が弱いとかではなく、治療が必要な病気に罹っている」と考えないといけないのだそうです!
その為にゲームをしていることを注意されたりすると?急に暴力を振るうようになったり、ゲームのソフトを欲しいために勝手に両親の財布からお金を持ちだしたり!両親のクレジットカードを使い、課金アイテムにつぎ込んだり・・・?とすることも、現実に出てきているそうです!
これらに影響するのは、ゲームが暴力的なものを見続けていたり、刺激的な映像を長時間見続けるようになると?他人の痛みを感じる脳の中枢は鈍くなり、そして自らの痛みは?と言うと、他人とは別で、自分の痛みを感じる中枢は敏感に反応することで、ゲームの事で注意をされると攻撃的になってしまうのだそうです!
そしてこのような依存は、低学年ほど罹りやすく、回復に時間が掛かるのだそうです!  依存になるほど、睡眠障害を起こし、寝つきが悪く、怖い夢を見る確率が高くなると言います!
スマートフォンを扱うのは3歳児で4割を超えていると言われ、ゲームに夢中なのは2歳で5割、5~6歳で6割をこえて7割に近いと言います!
その為の対策としては「5歳まではスマートフォンを持たせないか?またはゲームをさせない!」という事や、学童期になっても「1日の使用を30分以内と決めておく事!」や、「夜の9時などと時間を決めて、親子一緒にスマートフォンやゲーム機を鍵のかかる場所に仕舞い、お布団までは持ち込まない!」という事が大事だと言っております!
2歳~6歳のお子様の内、3割以上のお子様が「やめさせようとすると?イライラする!」と答えていると言います!
どうします?まさに「人間やめますか?それともゲーム機を?スマートフォンを?やめますか?」というところまで近づいているようですよ!
恐ろしい、恐ろしい、そこまでならないうちに!  小学生になって持たせるにしても、しっかりとルールを決めてが良いようです! 
処方箋調剤、在宅と地域の健康作りの助けとなる薬剤師、チーム医療に参加する薬剤師の教育に力を入れる「サン薬局」です!
地域の「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」の「サン薬局」です!