夏休みに入り、暫くは夏らしくない日が続いておりましたが、昨年よりほぼ1ヵ月遅れで明けた梅雨ですが、明けたとたんに、溜まっていた夏が一気に吐き出されたのか?横浜でも日中33度と辛い暑さが続いており、それこそ炎天下になると、40度は越えているのでは?と思うほどの照り付ける太陽です!
子供たちは元気に夏を満喫しているのでしょうか? さすがに昼間の公園は子供たちもまばら! 暑さのせいなのかそれとも塾通いが・・・?なのでしょうか!
昨日の昼過ぎに近くの洋光台の駅の近いところにあります「こども宇宙科学館」、ここプラネタリウムなどもあり、涼しそう? ここ建物の前に子供たちが沢山集まっておりました! 日中は外で遊ぶのは危険!というような、熱中症予防の注意報が出ているくらいですから、こう言ったところで夏のお勉強も良いですよね!
学校が夏休みになり、子供たちもお家に・・・!で、少なくなるのかな?と思っておりました「夏風邪の一つ」? 「手足口病」がまだ流行しているようです!
もともとかかりやすいのは4歳以下のお子様が感染しやすいのですが、その半分以上はさらに小さな2歳以下と言われております、がなんと大人の方でも油断していると「まさか?」と、罹る方も中にはいらっしゃるのです! もちろん大人の方のほとんどは過去に感染しており、免疫が出来ている場合が多く、その数は少ないと言いますが、それでも感染、発症する可能性はあるのです!
一般には子供よりも大人の方が感染すると症状が強く出ると言われておりますが、ただ重症化するかと言うと?それも明確には分からないと言います!
ただ感染することで?高熱が出たり、口や手足に水泡性の発疹が出来るために、炊事などで手にお湯がかかると、激痛が出たり、口の中にも?なので、熱いものやしょぱいものや辛いものなどの刺激により痛みが出るのです! と言っても特効薬はなく、痛みがあれば痛み止めを!の様に、その症状によりの対症療法になってしまうのです!
特に今年は子供だけでなく、大人も・・・と例年に比べて増えていると言いますよ! 大人の場合は免疫があるので、かかることが少ない!と言いましたが、実は敵もさるもので! この「手足口病」の原因になるウィルスは「エンテロウイルス」と呼ばれるものでその種類が沢山あり、そのために再びかかってしまう!という事が珍しくないといいます!
感染するのは「くしゃみや咳を吸い込んでしまう!」ような「飛沫感染と接触感染」が多く、また症状が治まっても、その後に数週間、便などにウィルスが含まれており、赤ちゃんのおむつの交換の時や、トイレの後の手洗いなどが不十分であると、他の方に感染させる恐れもあるのです!
「手足口病」は潜伏期間が2日~7日ほどで、その後、熱などが出て、口や手のひら、足の裏などに2ミリほどの小さな水泡性の発疹が出来るのです! 熱が出ても、それほど高いものでなく38度以下が多く、ほとんどの方は数日で治るのです!
とは言っても、この病気は、インフルエンザの様に罹ったからと、出席が停止にはならないのです! ですから熱が下がれば・・・?保育園などに通っても・・・!という事に!
特にこの病気に対しての特効薬はないので、一般には一時期おとなしくお家で様子を見ていれば?という事にはなっているのですが、まれに「髄膜炎」のような重症化もあるので、安心!ではなくやはり、一度は早めに医療機関を受診するのが良いのです!
特にこれからの、お盆の時期になりますと、医療機関の夏休みも増えてきます! そんなお休みになると・・・!心配な事が起きやすいですから? またしばらくは、この暑さもあり、脱水症にも気をつけないといけない時期になりますから!
お子様も、大人もお気をつけて!
処方箋調剤、在宅と地域の健康作りの助けとなる薬剤師、チーム医療に参加する薬剤師の教育に力を入れる「サン薬局」です!
地域の「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」の「サン薬局」です!