やはり日本人だもの・・・!

今日はお天気も良く気温も高くなったようですが、その割に蒸し暑さはなかったですが、今のような梅雨の蒸し暑い時や、梅雨が明けてこれからやってくる猛暑!この時のおやつや、夜のワインのお供に・・・と言えば、やはりケーキのような洋風でなく「和」の先日から何度か書いております、「生菓子=水菓子」の「水ようかん」のような「あんこ」の和菓子がなんといっても最高ですよね!
もちろん「あんこ」の原料は・・・?と言えば、古く縄文時代から食べられているという「小豆=あずき」ですよね!  そして、なんといっても「小豆」は低脂肪で高たんぱくな食材なのですから!  昔からお祝い事や季節の節目にはお赤飯などで食べていた伝統的な食品ですよ!
豆にはこの「小豆=あずき」と、小ではなく大の「大豆=だいず」の二種類ありますが、小豆の種類には炭水化物が多く含まれており、大豆の種類には脂質が多く含まれるのが特徴と言います!
それぞれの成分はと言いますと「小豆」の方には100g当りタンパク質は20.3g、脂質は2.2gですが、大豆はタンパク質が33.8gで脂質は19.7gと言われ、小豆の方は「低脂肪、高たんぱく」とされ、健康の維持やダイエットには最適な食べ物とされております!
もちろんそれだけでなく他にも鉄分や、ビタミン、なども豊富で、ビタミンB群は豚肉と同じ位に、鉄分もレバーに匹敵するほどに含まれいるのです!
また小豆を煮た時の煮汁には、赤ワインと同じ位の、血糖値や抗腫瘍効果のあるポリフェノールが入っているので、できれば捨てることなく、積極的に摂取するのが良いと言います!  が、あのゆでた時のあの渋み!ですよね、問題は・・・!  何か上手な使い方はないのでしょうか・・・?
しかし、このもったいないが、でも渋いこの小豆の煮汁ですが! もともとはこれ薬として使っていたのですよ!  世界でも最古と言われる、中国の薬学書「神農本草経」に書かれており! いったい何に使われていたか?と言うと、この渋い煮汁は「解毒作用」あり、それこそ人の生き死にの時にも飲まれていたと言います!  まさに「良薬は口に苦し!」ではないですか!
日本には古事記や日本書紀にも登場すると言いますから、すでに3世紀ころには伝えられていたようです!  その後8世紀ころには栽培もされており、広く暮らしの中に入り込んでいたようです?
小豆のあの「赤い色」が魔よけの力があるとも信じられており、そこからお祝い事に使われ出したのが、江戸時代になってからと言います!
先ほど書きましたように小豆は高たんぱくなのですが、一見、大豆に比べるとタンパク質の量自体は少ないのですが、ただ必須アミノ酸が含まれるバランスを数値化した「アミノ酸スコア」という物があり、最高値を100として表すもので、この小豆は?と、言いますとなんと「82」と非常に高く、栄養価の高いものであるのが分かるのです!
ちなみに卵や肉類はこのアミノ酸スコアは?「100」で、お米は「65」と言います!
さらに最近はよく聞く「腸内環境」、これを整えて善玉菌を活発に!や免疫力をアップ!と言いますが、その腸内環境に欠かせない?「食物繊維」この食物繊維の不溶性食物繊維と水溶性食物繊維のバランスが非常によく、便秘の解消や、大腸がんの予防や、血糖値やコレステロールなどの上昇を防ぐ、動脈硬化の予防などにその効果が・・・!
他にもこれからの時期、のどが渇いて!と冷たい飲み物が多くなる時期、特にそんな時に目立つのが「むくみ」ですが、余分な塩分や水分を排出して、むくみの予防に良い「カリウム」も豊富に含まれているのです!  「亜鉛やカルシュウム」なども多く、まさに今の時期には・・・では?
そんな、こんな時期だからこそ小豆を!と言いますと、やはり和菓子で・・・が一番手ごろでは?  日ごろおやつに・・・?と言えば、ケーキなどの洋菓子が多いのかもしれませんが、やはり、せっかく食べて健康に良いもの?となると、小豆を使った「水ようかん」や「おはぎ」などが最高でしょ?
如何ですか?  今年の夏は「小豆=あずき」を使った、もので夏バテや夏太りの解消!と言うのは・・・?
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