紫陽花!

雨がやんでも、やはり空は「梅雨空」でカラッと青空!と言うわけにはいかないこの時期ですが、今日は昨日の雨からは想像ができない青空が!  でも、梅雨ですから、夕方には梅雨空に、そんなシトシト雨に似合いのが昨日も言いました「紫陽花=アジサイ」です!
この花の紫陽花の原産国と言うのは・・・?  実は「日本」なのだそうです!  と言っても、これからの時期に住宅地の中でも見かける、赤や紫、青、白などのあの丸い形の花!これはヨーロッパやアメリカで観賞用して品種改良が重ねられてできたもので、欧米などの海外ではこの丸い「アジサイ」と日本原産の花は別の植物とされているのだそうです!
もとになる日本原産の花は「ガクアジサイ」なのです!  そしてシトシト雨の中で傘を差していても綺麗と思ってしまう、この花ですが、実はこれ有毒植物と言う事をご存知でしたか?
しかし、この毒、今現在もその成分ははっきりしていなく、また全部の花か?と言うと、そうでもないようで、毒を持つものと、持たない物があるそうなのです!  
でも、確かに口にした人間やイヌなどの、ペットや家畜などでも症状が出ていたという報告はされているです!
最初の書きましたように、この毒の成分などははっきりしていないのですが、厚労省の発表では「青酸配糖体」がその正体ではないか?とされております!  ではその毒は何処に・・・?
と、言いますと、これもはっきりしていなく、ただ「葉っぱ」を食べたことで症状が出るという事が多く、多分?葉っぱであろう?となっております!  その症状の代表的なものとしてはまず「吐き気!」だそうで、消化器症状としては代表的なものになるのですが、ただそれもひどい事はないようで!  
「何となく気分が悪い、少し気持ちが悪い!」くらいなので、それが紫陽花とは結び付かづに、ただ単に身体の調子が悪い?と、済んでしまう事が多いそうです!
次は「めまい」だそうで!  毒が「青酸配糖体」であろう?という事から、青酸の毒は「神経系や血管系」に症状が現れやすい!という事から「めまいや、息苦しさ、不安感、や心悸亢進の様にドキドキがひどい」という事が起きるそうです!
三つ目は「顔面紅潮」で「のぼせ」の症状!  これにより「血圧の上昇や発汗」という物が現れると言います!
出る順番としては「めまいやのぼせ」のような症状が早く出て、最後に「吐き気」と言うのもが出ると言いますので、間違えて?紫陽花の葉っぱなどを口にして「めまいや顔面紅潮が出て、汗が出るようですと?」それ「紫陽花毒」によるものと考えても良いのでは?
毒に当たっても、その症状は軽い!とは言いますが、それでも以前に「つくば市」で起きた事故では、飲食店が季節感を出すために添えた「紫陽花の葉っぱ」を数人の大人が口にして、それにより「吐き気」などの強い症状が出たと言います!  特に重症!となった方はなく、3日ほどで回復したと言います、ただこれが全員が大人であったので!ですが、もしも小さなお子様であれば大きな事故にもなっていたかも?
他にも同じような事で「気分が悪くなり、のぼせのような」症状が出た例もあるそうです!
いずれにしても、普段自分で口にすることはない葉っぱですが、ふざけて!や、食事などの時の季節感を出すときに使われ、それを口にしてしまう! そのような事で、現れる事ですので!お食事などの時に添えられていても、お刺身の時の大葉などと同じように思い、口にはなさらない方が良いですので、お気を付けください!
時に、大人はまだ良いでしょうが、子供は知らずに?とかふざけて!ということありますので!
また、子供以上に気を付けないといけないのが?  犬や猫、そして馬や牛と言った家畜です、普通に動物は草などは口にすることが多いいので、食べてしまい、ふらついたり、あばれたり、ひきつけのような症状が出たりと・・・!  犬や猫などは人に比べて体重も軽いので、口にすることで、その症状が重くなることもあると言います!
人などがこの紫陽花の毒で大きな事故になった例は今のところないそうですが、いずれにしても「君子危うきに近寄らず!」で、見た目などで野生のものを口にするのはやめましょう!  万が一間違えて口にしてしまい、いつもと違う身体の様子が出て時には、すぐに病院に行きましょう!  その時はどれをどれほどの量食べたかが分かるように!
ちなみにですが、よくこの梅雨の時期「紫陽花にはカタツムリが」という様な、この季節を表すようなお似合いの、きれいな写真を見かけるとこもありますが!
あれは人が写真の撮影の為に、紫陽花の葉っぱに乗せたので有って!  普段アジサイにはカタツムリは寄らないそうです!  えーっ!ですよね?
やはり、紫陽花の葉っぱの毒!分かって・・・しょうか?
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