涼しさは、目と口から!

夏日、真夏日、そして酷暑のような30度近い日が幾日かあったと思ったら、梅雨入りに!そのとたんに関東でも結構な雨の量になったようですが、幸い横浜では予想ほどはひどくなく、昨日も午後には雨や雷?と言う予報が出ておりましたが、意に反して?午後からは日が差すほどで、蒸し暑い日でした!  夕方には雲が広がり降るか?と思わせるような感じでしたが、今だ何とか持っているようです!
今日はお天気はやはり梅雨空で、昨日からの気温よりもさらに低く寒いくらいで、さらに湿度も高いようで、なんとなく湿っぽい感じがします!
こんな梅雨空の肌寒い休みの日には・・・・?  いやいやまだ昼間であればここでビールは危険でしょ?  ではなく、おやつで頂きたい!と思う物は?と言えば・・・!  みなさまは何を・・・?
梅雨のお休みの日に頂きたい物?ですから、そりゃーやはり見た目も涼し気な?   そう「葛ザクラ」や「水ようかん」ではないですか?
梅雨入りした頃から頭の中にこの「葛ザクラ」が入り込み、今日どうしても食べたくなりました!  そうなると買いに!と、言って、とりあえずの「コンビニやスーパーで・・・?」
いやいや、やはり折角食べたいと思うのですから、とりあえず!で買って食べたら「がっかり!」と言うのは嫌なので、最初から和菓子ならばここで!と思っている、行きつけの和菓子屋に出かけてきました!
もちろん、お店に行く前には電話であることを確認してから! 出かけて行って、なかった日にゃーそのがっかり感が嫌なので!
買ってきたのは?目的の「葛ザクラ」と「水ようかん」!一人でいくつ食べるの?と聞かれるくらいの数「10個」も・・・!  もちろんこの数は「葛ザクラ」だけですよ、ほかに「水ようかん」は「5個」と控えめに・・・?
一人では多いと思うでしょうが、意外とこれも1日の中で分けて食べると、さほど多くはない・・・?くはない!ですか?  確かに!明日の分までありました・・・!
でも、美味いんですよ!このツルン!と言う感じが!  見た目も半透明で中のあんこが少し透けていて、まさにこの時期の食べ物ですよね!
あの「源氏物語」の清少納言が書いた「枕草子」の中には梅雨から暑い夏にかけては、涼をとるために冬の間に池や湖で作った氷を切り出して「氷室」と呼ばれる土の中に保管して置き、これからの蒸し暑い日には保管しておいた氷を取り出し、その削った氷に植物から採り、煮詰めた甘汁、これをかけて食べていたと言います!
今でも人気のある「かき氷!」、誰でも食べることが出来ますが、その昔はこれ貴族だけの涼み方だったそうです!   では、一般ピープルの我々、庶民は・・・?と言いますと、目や耳で涼を感じるような方法で・・・!で、透明感のあるものや雪をイメージするような白いものを見たり、サラサラ流れる水の音による涼しさなどで、この蒸し暑い感じを和らげていたと言います!
そんな「音や見た目の涼しさ!」と「かき氷」!  比べてみると庶民の方が何か?日本人としての情緒があり、高級な感じがしませんか?
そして「葛の粉や蕨の粉、寒天」を使った和菓子が、庶民の暑さをしのぐ食べ物として出来上がっていたと言います!
みなさまも如何ですか?  梅雨の蒸し暑い日から夏の逃げようのない、これからの暑さ、お休みの日に一服の清涼感を・・・で「葛ザクラ」!
梅雨のこの時期になると、汗をかきやすくなり、その汗によりかゆみや湿疹、そしてかゆみを掻いてしまい、トビヒなどになり易くなり、また気圧の変化などで喘息なども出やすくなります!くれぐれも体調管理に気を付けて、この梅雨の時期も、これからくる夏も乗り切って行きましょう!
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