母は強し!

日本でもいよいよ発売になりました!  と言う物は?
それは去年2018年の8月8日に食品衛生法の「乳等省令」、健康増進法の「特別用途食品制度」において、液体ミルクに関する基準が定められ、国内でも乳児用液体ミルクの製造そしてその販売が解禁されたからなのです!
そして今月の11日に江崎グリコが販売を開始、そして一昨日の13日には明治が液体ミルクを発売しました!  今までの国内では「母乳」と「粉ミルク」あるいはその二つを混合した、この3通りの授乳スタイルだったのですが、世界の沢山の国ではもう一つの方法?  そうです、すでに海外では今回ようやく国内で生産発売をするようになったこの「液体ミルク」と言う方法があったのです!
国内で注目されるようになったのは、2016年の4月に起きた「熊本地震」の時なのです!  この時は震災により断水が続き、赤ちゃんに食事の粉ミルク!これを作るためのお湯を手に入れるのが大変に・・・!  そんな時に役に立つたのが?フィンランドから支援物資で届けられた「液体ミルク」だったのです!
当時はこの「液体ミルク」により、赤ちゃんを持つ沢山のお母さんが利用して、その便利さに注目が集まり、その後の署名運動にまでつながって行き、国内での液体ミルク製品化への動きが広がり、その結果、去年の夏の食品衛生法の改正に、そして今月の発売に・・・!
そもそも赤ちゃんのミルクって液体の物なのに、それが「液体ミルク」?いったいどのような?とも・・・?
確かに赤ちゃんが飲む時には液体ですが、元は粉になっており、それを授乳の時にお湯に溶いて液体にするのです!  当然その粉を液体にするには?お湯が必要になるのです!が、熊本地震のような災害の時や外出で高速道路を走っている時、またお散歩に出かけてなどの時でも、すぐに必要な「お湯」が手に入らない時どうします?
しょうがない、お水を代用して?ですか、それともペットボトルの温かなもので?  水では溶けにくいでしょうし、まさか自販機のお茶や麦茶でまさか?粉ミルクは解けるでしょうが味は? それ飲めます?
赤ちゃんだった味は分かるのですから、お茶や麦茶で溶いたミルクは飲みませんでしょう!  そして、そのお茶の中にカフェインが入っていたら? と、心配でしょ?
そこで注目されたのが、今まで国内にはなかった「液体ミルク」」なのです、液体ミルクはすでに調整済みのミルクが液体状で製品になり販売されているのです、ですからお湯やお水もいらない! そのまま哺乳瓶に移し変え、そのまま赤ちゃんが飲めるものなのです!
保存も常温で可能と超便利では?  ましてその便利なものが今後は国産されるようになったわけです!
13日に発売された明治のものは「災害備蓄用」と言う事も考えて「スチール製」になっているそうです!  先日の8割近くの確率で30年以内にはと言われている地震、そのいざという時用の、備蓄品の中に赤ちゃんのいらっしゃるご家庭では粉ミルクでなく、この液体ミルクを準備しておくのが必要ですね!
もちろん余分に粉ミルクもですが!  万が一の災害の時にはお水はいらないのですからやはり、赤ちゃんのいらっしゃるご家庭では、安心ですよね?
来ては欲しくない天災ですが、しかし地球自体が10数枚のプレートで覆われており、陸地や海はその上に乗っているのですから!  そして日本はそのうちの四つのプレートに乗っておりそれぞれが押し合い圧し合いしているのですから、いやでもいつかは・・・?なのでしょう・・・
そのいつかはいつか?  まずは来た時の為の準備はしておかないといけないのですね!