知らぬ間に?

そろそろ入学試験も終わり4月からの新学期に向けての準備も始められているのではないでしょうか?  結果は大きな桜が咲いた方もそして、さくらは咲いたがちょっと小さめ?といろいろでしょうが、先はまだまだ小さければ次は、それを育て大きくすれば良いのです、春からの新し事に向けて頑張りましょう!
そんな頑張る!と言えば、試験の前や、運転の眠気の防止などで最近頼られている飲み物に「エナジードリンク」が利用されているようです、それも小学生くらいから飲んでいると言いますが、みなさまも?ですか?
意外と手軽にコンビニや自動販売機などで買うとこができ、学校の同級生や塾の先生などが、眠気防止や気分転換にと飲みだして、それが当たり前になり結構な頻度で飲んでいると言います!  私は栄養ドリンクなどジュースも含め、ほとんど手にすることはないのですが、確かに高校が近くにあるコンビニなどによると、学校帰りの高校生など飲んでいますよね!
炭酸なども入っているので、あのシュワー!と言う爽快感が良いとか・・・?
でもこの「エナジードリンク」ですが、その爽快感の炭酸と「カフェイン」が入っているそうで、そのカフェインの量がびっくりするほどに多いものもあるそうです!
日本国内にはこの「カフェイン」の1日の摂取量の規制や、基準はないのですが、カナダなどでは摂取量の目安を公表している国もあるのです!  と言うのも、このカフェインですが、心臓の働きを強めたり、気管支を拡げる作用などがあり、また脳や中枢神経系を刺激するために、沢山の量を摂取すると「めまいや震え、気持ちの不安症状」などの、健康に影響も出る可能性があるのです!
2015年には九州地方で20代の男性が、このエナジードリンクとカフェイン製剤の大量摂取により血中のカフェインの濃度が上がり死亡したという事件があり、その後一時期、このカフェイン中毒の事が話題になったこともありましたが、今ではそれも忘れたようにエナジードリンクのCMもできております!
もちろん取りすぎなければ良いのですが、ただ口当たりや爽快感から、知らずにとってしまう!と言う事も起きているのです!
では日本ではないが、カナダの保健省が出している、カフェイン摂取量は?と言うと?  年齢により違い、まず「4歳~6歳では45mg」「7歳~9歳では62.5mg」「10歳~12歳では85mg」だそうです!  そして我々大人は?と言いますと、健康のためには・・・と言うと、1日の摂取量は400mgで1回の量は200mgだそうです!
お好きな方が飲むコーヒーですが、1日にどれほど飲まれますか・・・?  まず普通に朝、昼にそして午後の休憩や夜の打ち合わせと、多い方は5杯~6杯は飲まれるのでは?
普通に飲んで特に今のところ身体には特に問題がなく、と言うよりも飲むと調子が上がる?なんて方もでは・・・?  では、その1杯の量にどれほどと…思いますか?  ちなみに飲まれるカップの大きさによってもですが、普通カップで濃さも普通で換算すると、ほぼその1杯でカフェインが90mgと言います!
これが5杯~6杯では健康に問題ない!とする目安の400mgを超えてしますことに、さらに今日は残業で・・・?なんて気分転換でシュワー!とエナジードリンクを、となるとその時には危険な量になっているかもしれませんよ?
先ほどはコーヒーに含まれるカフェインの量を言いましたが、そのほかにも紅茶でも45mg、ココアで10㎎、意外や玄米茶や番茶でも15mg、ほうじ茶、ウーロン茶で30mg含まれているそうです!
カフェインの血中濃度は、飲んでからおよそ30分ほどでピークを迎えると言います、ですから飲んでから30分ほどして何故か動悸が?とか、めまいや震えが?なんて時は、それカフェインの取りすぎかもしれませんよ?
また小中学生くらいから飲んでいると言われる「エナジードリンク」ですが、よく耳にする「レッドブル」は1缶に80mg、「モンスターエナジー」には1缶が355mlと言う事もあり、なんと142mgも入っているのです!  大人の方はまだ良いですが、まだまだ発達段階の小中高生、特にカフェインは脳の発達に影響を及ぼすと言われております、そのために出来れば18歳くらいまでは、飲まない方が良いと研究者の方は言っているのです!
ほうじ茶にもココアにもですから、意外と知らない間に飲んでいる!と言う事も? 特に小さなときには、大人の方がきちんと見て、なるべく「カフェイン0」のものを選んであげるのが良いと思います!
気分転換に・・・?が、意外や健康に対して危険!と言う事もあります、お酒と同じように「飲み過ぎに注意を!」
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