働けますか?

春三月に入り、いよいよ「生き物が土から出てくる!」と言う「啓蟄」!今年は今月六日明日になります!
だからではないでしょうが、遠い昔に聞いたような言葉が最近出てきておりますよ?   それは「24時間お店やれますか?」という言葉が・・・!
高度成長期の頃でしたか、この言葉がCMで流れておりましたよね? と言っても、ご存じない若い皆様には「新鮮な言葉」に・・・?  私が今よりも、もー少し若いころに「24時間働けますか?」と言った栄養ドリンクのテレビCMがありました!
聞いていて気持ちよかった! もちろんそのころは!ですよ、今ではみなさまと同じように「エーッ!」と言ってしまいますが、そのころは「もちろん働ける!」なんて思っていたものです!  だからわりに好きでした、この言葉「24時間働けますかー?」と言うの!
そして復活の最近話題になっている、コンビニの「24時間お店やれますか?」です、真っ先に手を挙げたのが東大阪のコンビニのオーナーさんでしたね!  いやいや「お店やれません!」と、深夜から朝6時までお店を閉める!と言う営業時間にした事が・・・
その営業時間の短縮にしても、やむを得ない!という理由がありで、今まで人繰りの付かないところは自分が出て働き、勤務時間が連日の16時間越えだったと!  1日はどんな人でも24時間ですよ、残り8時間!と言っても機械の様に16時間働いたらピタッとお休みになる事なんてできませんよ、その後の事務が残っていたり、家に帰ってお風呂にも入りご飯も食べ、じゃー残った時間は?と言えば?  5~6時間あるでしょか?
それもコンビの経営者の方ですよ! 仕事が終われば終わりではなく、オーナーであればお店の管理もしないといけない! となると、本当に心身ともに安心して?と言う時間はいったい何時間になるのでしょう?
そしてスタッフがいない、家族もなくなってしまっている!となれば、そりゃー断腸の思いで営業時間のお客様の少ない時間帯をお休みに・・・!と言うのは当然でしょ!  でも、コンビニを営業するのに交わした契約書では、それダメ―!なのです、もしも自分勝手に24時間を切って続けるならば?契約違反で「1700万円の違約金!」がだそうです!
これがセブンイレブンの「お客様の利便性、安心感」と位置付けているのだそうです!   もちろん駅や特別なところで24時間の営業をできないとこでは、個別に文書により、特別な営業時間の取り交わしを行うそうですが、それ以外は!ともかく何があっても24時間未満の開店は認められない!のだそうです・・・
だから!人に与えられた時間は24時間ですから!  要は倒れてもずっと開けてろ!と言う事・・・?
何があってもですよ!お客様の為に・・・?  コンビニ本部の為では・・・?
確かに今では品物を販売するだけでなく、ATMで現金の出し入れや、宅配やクリーニングの受付、住民票の写しの発行と、しっかりと住んでいる人の生活に入っていますよね、夜中に忘れ物があっても取り敢えずコンビニに・・・!ですむ!  確かに24時間開いているから安心!と言う事もですが、でもその裏で働く人がこれほどに過酷に・・・!と言えば、やはりその時間帯は地域やそのお店に任せてあげるのが良いでしょうに・・・!
働いてなんぼ?ですから、さぼって営業時間を短くするような経営者の方はいないでしょう?  第一、そのお店の24時間を維持するために人が居なければ?そのオーナーの方が今回の様に自分で埋めないといけない、それが連日夜中を通してでも・・・!
でも、その必死に働いて地域に安心と利便性を・・・!と言う時に、「なんとしても24時間は維持しろ!」と言っているコンビニの本部のみなさまは・・・? もちろん、楽しく飲んでいるか、お家でリラックスしているか?寝ているのでしょ? 
そりゃーないでしょ、人がいないのが分かるのであれば、自分が助勤しなくても何とか人のやり繰りが付くように協力をしてあげないといけないのでは?  ここまで来たら「笛吹けども踊らず!」です
まさにコンビニの本部は「果報は寝て待て?」ですか・・・? 
しかし、ほかのコンビニではAIを使い、お買い物をお客様が自分で決済ができるようなお店や、24時間営業をやめた時の影響を調べる・・・と、実験のお店を始めたグループもあると言います!
確かに社会の為や住んでる方のために!と言う考えは素晴らしいですが、そのコンビニ本部の為に・・・!ではなく、結果最後は自分の為にですからね! みんなで考え支えてあげないと! 24時間営業するのも地獄、そしてやめれば違約金が何千万と、これも地獄!  どうします?
24時間営業が可能で必要な場所と、そうでない所と分けて、日本全国どこでも同じにしなくても良いのではないでしょうかねー?
ところがこれに逆行?ではないですが、調剤薬局で最近は24時間!と言うお店も出てきているのです!
もちろんそれは、どこでもではなく!大きな病院の敷地内などの薬局ですが、これはこれで当然だと思いますが!  しかし医師や看護師、病院勤務の薬剤師は当たり前でしょうが、いきなり、今はやりの敷地内薬局に勤務が変わった若い薬剤師さん大丈夫?  でも、それは我々の仕事としては当たり前なのですよ!
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