今日は?と言えば、その通り「桃の節句」です! 今日の夕飯は「ちらし寿司」でしたか? それともおやつに「桜餅」だったでしょうか?
私の子供のころは兄弟も男だけで女子はいなかったのですが、それでも母親が夕飯に「ちらし寿司」を作ってくれたように思います! あれはせめて・・・と!自分の為だったのでしょうか?
そんな「桃の節句」と言われる明日3月3日ですが、何故?と思いません・・・? なぜに5月5日「端午の節句」は祝日なのに・・・?と・・・
ですよねー?でしょ! 「端午の節句」は男子で「桃の節句」は女子!ですから、昔祝日を決める時の時代で、江戸時代のころの風習が残っており「男尊女卑的」な考えがそのころも残っていて、そのために男子のお節句は祝日になり、女子はならず?と言う事かな?と思ったのですが、そうではないようでした!
もともとこの「節句」という物は中国の「陰陽五行説」に由来して定着した日本の暦においての、伝統的な年中行事を行う季節の節目となる日の事で、宮廷においては「節会=せちえ」と呼ばれる宴会が開かれていたそうです! 今でも行われているのでしょうか?
そしてそのお節句ですが、年間を通して5つを「江戸時代」に幕府が公的な行事として祝日と決めたそうです! ほらやっぱ!まんざら先ほどの予想の武士社会における「男尊女卑」が原因では・・・?
その幕府が祝日と決めた5つの節句は「人日の節句」「上巳の節句」「端午の節句」「七夕の節句」「重陽の節句」だったそうです! ほーらやっぱ!「桃の節句」入っていない!
確かに!ですが、まずこの言葉が違うのです?まず最初の「人日の節句」ですがこれは「人日=じんじつ」と読み1月7日の事で「七草の節句」の事なのです、そして「上巳の節句」は「上巳=じょうし」で3月3日でこれが今日の「桃の節句」に!なのです、ちなみに次は「端午の節句」の節句は、5月5日と今でもですが和名では「菖蒲の節句」と、「七夕」は「しちせきの節句」と、「重陽=ちょうよう」は9月9日で「菊の節句」と呼ばれております!
と言う事で、江戸時代には今日の「桃の節句」はちゃーんと祝日となっていたのです! ところが明治になり新暦が採用された際に、この五節句の祝日が廃止され、「桃も端午も」祝日ではなくなったのです!
それが戦後になり、新しい時代に新しい祝日を定めようと言う事になり、国民のアンケートが行われたそうです! その時には3月3日も5月5日も祝日にとなっていたそうです、が最終的には男女に関係なく5月5日を「子供の日」と1948年の祝日法で制定され、この子供の日は「子供の人格を重んじ、子供の幸福を図るとともに、母に感謝する」ための祝日となり、男女に関係なく子供の為に!と言う事から、3月3日の祝日は無くなったそうです!
と言う事で、決まったのは江戸時代ではなく戦後だったのです!
じゃーその子供の日を決める時に5月でなく3月3日でも良かったのでは?と思いますが、確かにそれもですが! ただ3月と5月を比べてみた時に?気候的には5月の方が全国的に暖かくなってきている!と言う事も理由にあったそうです?
ともあれ今日は日曜日とお休みでした、きっと女の子のいらっしゃるお家では「ちらし寿司」でお祝いをなさったのではないでしょうか!
最初の江戸時代に決められた大事なお節句「上巳の節句」、季節の変わり目と言う事もありますし、現代では花粉が猛威を振るいつつあります、くしゃみや目のかゆみなどでイライラもつのり、身体の調子も狂い易い時になります、必要ならばきちんとお薬を飲んで、体調の管理をなさって下さい!
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