気持ちは分かるが・・・?

新聞に入ってくるチラシの中に最近多いのが塾のものが沢山目に付くようになりました、今までも夏期講習や冬期講習と学校のお休みが長い時にはいろいろな施策?で、と多いですが、今の時期は・・・?と言いますと、そう!今の時期は今月の1日から始まった私立中学校の入学試験、早くもその結果が出て・・・の喜びの・・・です!
有名な難関中学校に決まった子供たちは、チラシによっては写真や出身の小学校、そして通っていた塾の教室名など・・・!  まさに売り込みですよね?
来年、そしてその先、この学校を目指すのであれば、わが塾はこんなに沢山の生徒を・・・!ですから、いらっしゃい!と言わんばかりに・・・?
確かに以前にも書きましたが、私のころは中学校! もちろん公立で・・・!でしたから、小学生のころは6年間目いっぱい遊んでおりました!  そのころゲームやパソコンなんてありませんでしたから、公園や空き地で・・・!ある意味健康的でしたよ?  今はできれば私立、あるいは公立でも中高一貫校に・・・?と小学生のそれも3、4年生から塾通いでしょ・・・?  いやいや時代とは言え、そこから大学、そして就職までと・・・、受験地獄?と言っても間違えではないかもですね!
そんな来週は神奈川県では公立の高校入学試験が!  いまだに衰えることなく心配なインフルエンザです!
今日も午前中に現場に出ておりましたが、まだいらっしゃいますよ高熱の方は大人も子供も・・・! そんな中、小学生の男の子、熱は38度ほどで元気もあり食欲もある、まさかインフルエンザではないだろうが?念のために受診を・・・!それもお兄ちゃんが高校受験だそうで用心でと・・・?
いやいやそのまさかでした! 当りで「インフルエンザA型」!  一緒に付き添っていたお母さまは、お兄ちゃんとは部屋を別にして隔離に!と言っておりました!  そしてインフルエンザに罹った弟君は、隔離で良いでしょうが、お母さん本人は?と心配になり、当然家族の食事の用意もするわけですから兄弟には接するのです!
そこで心配になり受験生にうつさないようにと、抗インフルエンザ薬の予防投与で薬をお願いしたそうです!  が、残念ながら、今現在熱も何もないので、薬は出せないといわれたそうです!
同じ家の中にあと1週間で試験!と言う受験生がいるのです!でも、現在は弟君だけが病気ですから!  何とも心情は分かるので・・・!ですが、でもダメなのですよ!ここでは「気合!」しかないのです!
そんな受験期のインフルエンザ薬の予防投与の事が7日でしたか?の新聞に出ておりました!ご覧になりましたか?
特に今年は大流行ですから!  もちろん予防ですので公的な医療保険は適用されません! ですからもしも、医師が薬を処方してもその金額は普段に比べて高いものになるのです!  それでも今の時期欲しい!と言うお家は多いと・・・!  ただ学会がその予防投与には決して賛成はしないという物でした!
その理由が、今年その効果が期待され、今年のインフルエンザ薬の6割以上がこれではと言われる、去年3月発売の「ゾフルーザ」ですが、以前よりいわれ懸念されていた「耐性ウィルス」がすでに出てきております!耐性と言う事は、効きが悪くなっているという事ですから、熱が下がらないとか、下がっても十分な効果が出ない!と言う事に・・・
罹っていないのに使う事で「耐性ウィルスが増えてきたり、副作用で体調が悪くなったり!」の事があり、耐性ウィルスが増えることで、それこそ今効果のある薬も効かなくなってしまう!と言う事なってしまっては、いけないという事からなのです!
ただ現在はこの「ゾフルーザ」は予防投与は認めらておりませんので出せないのです!  
現時点で予防投与がやむを得ないとされ「日本感染症学会」が推奨するのは「病院や高齢施設の患者さん、入居者、職員のみ」となっており、それは重症化や死亡のリスクが高い人の間で、インフルエンザが蔓延するのを防ぐため!なのです
予防投与が添付文書の中で記載されている薬でも、その中に「発症者の同居家族や共同生活者のうち、65歳以上や呼吸器・心疾患、糖尿病などの患者さん」が対象と書いてあるのです!
確かにこの時期に・・・!という理由もわかるのですが、飲むのは薬ですから時には副作用も・・・?という事も、やはりこれを考えるとできる限りの予防とそして「気合!」をもって、無事に試験が終わり、桜が咲くようにいたしましょう!
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