用心して・・・?

今日は2月3日・・・? そうですよ「節分」です、もちろん「鬼は外、福は内!」と、豆まきをしましたか?  私はもちろんしましたよ!大きな声でね!  でもちょっとは恥ずかしいような気もありますが、そこはめげずに・・・!  鬼退治ですから!
豆まきをしないでいると、追い出された鬼どもがみな集まって来てしまいますよ!  普段大きな声を夜に出すと、それこそ周りの方に不審に思われますが!今日は大丈夫! さー、大きな声で「鬼は外、福は内」と今からでもやりましょう!
もともと「節分」とは?  季節を分ける!と言う意味で「立春、立夏、立秋、立冬」とその季節の始まりの日の前日、季節の変わり目の日を「節分」と呼んでいたのですよ!  ですから本来はこの「節分」は年に4回あったのです!  ところが今日の2月3日の「節分」だけが代表の様に残っているのです?
これは明日が「立春」、春の始まりであるという事から、1年の始まりでもあるという事で特に待ち望まれていた日であったために、今日のこの「節分」が代表になり、現代に伝えられいると言います!
そして、その「節分」の今日に豆をまく!と言う事は・・・?  現代では12月31日が大晦日で1月1日が元旦、新年の始まりですが、昔は明日「立春」が1年の始まりと考えらており、そのころでは今日が「大晦日」と言う事に!  そのために明日の新しい年を迎えるのに「災いや厄」を祓うために、豆をまいたと言います!  それがそのまま現代でも「豆まき」に・・・!
そして、もともと日本では穀物などに邪気を払う力があると信じられており、その中でも大豆や米、麦は大事な穀物とされいたので、生命力の強い霊力があるように思われ、魔よけの力も強いと考えれていたのです!
その豆を炒り、そして鬼の目に投げつける!と言う鬼退治!  鬼を魔として、その目と言う事から「魔 目=ま め」として豆を、と言う説も伝えられております!  ともかく、豆を投げ「災いを追い払う!」と言う事で、その災いの代表が「鬼」と・・・?  ですから、家から追い出さないといけないのですよ!
家の奥の部屋から順に「鬼は外、福は内」と豆をまき、そして最後の部屋から鬼を外に追い出したら、すぐに出て行った鬼が戻らない様にドアや窓を閉めないといけませんよ!  どこかに隠れているのでは?と、窓などをいつまでも開けて、外を見ていると、ほーらその端の方からそっと鬼が戻ってきて「しめしめ!」と・・・!
そうならないためにも、まだであれば、すぐに始めましょう「豆まき」を・・・! 
しかしこの邪気を払い、福をもたらす「豆まき」ですが、最近の保育園や幼稚園では肝心な「豆」を使わないのだそうです?
何故か?いうと、この豆まきの「豆」により「窒息事故」が増えているのだそうです!  特に3歳未満のお子様に多く、この豆を食べる時に誤って「吸い込む」ことで起きてしまうのだそうです!
小さなお子様は食べ物をかみ砕く力や飲みこむ力が弱いために、吸い込んでしまい、豆やその破片がのどに詰まってしまったり、それが原因で肺炎になったりする事故が毎年起きているようで、消費者庁は豆やナッツ類は3歳ころまでは食べさせない様に言っており、この「節分」の豆もきちんと部屋などに散らばったものは、きれいにかたずけるように警告を出していると言います!
ですから最近の保育園や幼稚園での豆まきは「豆」ではなく、新聞紙などを丸めて、それを代わりに使い「豆まき」?をしていると言います!
そりゃーしょうがない、福を招くように撒いている豆が、それこそ「魔」となっては元も子も・・・ですから!  みなさまのご自宅でも、小さなお子様がいらっしゃるようでしたらお気を付けください!
だからと「鬼は外、福は内」と撒く豆を全部外に・・・!という時には、外に人がいないかどうかを確認してですよ!  もしも・・・?と言う事になると、それこそ「鬼」が家に怒鳴り込んできますからね?
何とも情緒!とかではなく、世知辛い事に・・・?   でも、内に注意、そして外にも・・・!で、豆まきをしましょうー!