先日の8日には松の内も終わり門松などを外して!でしたが、明日11日は「鏡開き」です! もちろん関西ではまだ松の内で、鏡開きは20日でしょうが!
鏡開きは、お正月にいらした歳神様が宿っていた鏡餅を細かく「開く」のです!
この鏡餅は平安時代には存在していたと言いますが、お正月に供えらるようになったのは室町時代以降になってからと言われております、そして明日の鏡開きですが、江戸の初期に武家の間で広まったそうで、年神様にお供えしたお餅を、包丁などの刃物で切るのは武士の切腹を想像させ縁起が悪い!という事から「切るとか割る」と言うのも縁起が・・・!という事で「木槌や手」を使い、縁起の良い末広がりを意味する「開く」と言うようになったと言われます!
もちろんこの細かくしたお餅も、無病息災や、その鏡餅に神様がお正月宿っていたものですから、そのパワーをいただくという事で、食べるのがしきたりに! 私が子供のころはその割った!ではなく、開いたお餅をざるなどに入れ、数日陽に干して、それこそ、よりカラカラに乾燥させて、さらに細かくなったものを母親に油で揚げてもらい「おかき」にしてもらったのを覚えております!
揚げたてのお餅に塩をかけたり、お醤油につけたりして、あれはうまかったー! 今のように家のどこかを探せば、スナック菓子やおせんべいがある!なんて時代はありませんでしたからね!
でも、おいしいとばかりに食べ過ぎると、お餅なので後でお腹が膨れ! そりゃ―苦しい苦しい! そこでまた叱られ・・・ですよ、でも後の祭りですが!
みなさまも食べる時にはほどほどにで、食べる量を最初から決めて、取っていただくのが良いと思いますよ! 後の祭りになりませんように?
先日教えていただいたのですが、おかきだけでなく! 現代は「電子レンジ」という便利なものがあり、それで鏡餅をチンして、柔らかくなったものを綿棒などで伸ばし、その上にケチャップを塗り、玉ねぎやウインナー、トマトなど好きなものをトッピングして、最後に上にチーズをのせてトースターやレンジで焼くと、これまたお餅のピザのようになり美味し!となるそうですよ! これも美味そうでは・・・?
ほかにもきっと、今の時代ですから美味しい食べ方が・・・? こんな時きっとあの、お料理に迷ったら?の「クックパッド」で探すとさらにでは・・・?
と言っても、多分お料理の出来ない、私ができるものは焼くくらいなのでダメでしょう!
みなさまも年神様のパワーをいただき、この1年無病息災! 健康に過ごせますようにいただきましょう! もちろんお雑煮にしてもですよ!