お餅?

なんとも景気の良い話が年明けから「100人に100万円を現金でプレゼント!」と言うお年玉!ご存知でした?  昨日7日の午後11時59分にその応募を終了したそうです!
人によってはなんとも正月から人を馬鹿にしているとか! 羨ましい?あやかりたい!などと、いろいろでしょうが、所詮は持てない者の・・・?になってしまいますが! 閉め切っての倍率がなんと5万5400倍とか・・・!やはりあやりたいと・・・? 
元でもいらずですから、もちろん当たるものならば私も・・・?とは思いますが、残念ながら「Twitter」をしていないので、残念!
まっ!夢のような?でないような?お年玉も・・・ですが! では現実に今年お年玉をいくら・・・?と、言っても・・・、まさか大人になってもいただいているなんて幸せな?方いらっしゃいますか?
私ですか?まさか!と言っても、ちょっとびっくりでくれてきても良いとは思うのですが、働き出してから今までそんな嬉しいびっくりはないですねー!もちろん今年も・・・!  今年もかじられるだけで!と言っても、一体今子供たちがどれほどの金額を一回に頂くのかは分かりませんが、私は小学生までは1人千円と決めております!  もちろん、それ今年もでしたが、生まれたばかりの赤ちゃんでもで、そして小学生ですから小学6年生まで全員同じです!
幼稚園や小学生でも低学年の子供たちは喜びますが、さすがに小学5年生や6年生の高学年になると、何やらブツブツが始まりますが、一切見て見ぬふりで・・・!  じゃー、中学生になったら?と気になるらしく聞かれますが?  もちろんその時は「二千円」に増額?ですよ!と・・・!
でもこのお年玉と言うのは、私が子供のころからありますが、いったいいつ頃からだったと思いますか?
広く庶民までがこのお年玉を始めたのは「江戸時代」だったと言います!  しかしそのころは「お金」と言うよりも、「お餅」が当たり前だったそうです?  
「お餅」ですよ、そう今でもいただいているあのお雑煮などに入っている「お餅」です!  それも、のしもちを一枚とかの量ではなく「餅玉」と呼ばれる丸いお餅が一つ! これが「お年玉」だったと!
それには理由があり?もともとの「お年玉」と言うのは、新年を迎えてのその年の幸せを運んでくる「歳神様」!ですが、その歳神様の「魂」を我々に分けてくれる!という意味だったそうです!
そこから現在でも年配の方が、年齢を言う時や数える時に使う「数え年」というものが発生しているそうです! と言うのは、年神様の魂をその年のお正月にお年玉としていただくので、生まれたばかりの赤ちゃんでもお正月を超えると1歳と数え、毎年元旦が来るたびに、みな一斉に歳をとるのです!  それが「数え年」というもので、今ではあまり使われてはいないのかもしれませんが、時々は耳にするのでは・・・?
その毎年いらしゃる歳神様は11日に鏡開きが行われる「鏡餅」にお住いになるのだそうですが、その鏡餅と同じように「餅玉」にも依りつくのだそうです、そしてその御魂が宿った餅玉がその年の魂となる「年玉」に!
そしてその「年玉」をその家の家長が家族や親戚など、家にいらした方に配るというか、分け与える! これが「御年玉」で、これが変化して「お年玉」になったそうです!  そしていただいた「年玉」をお雑煮入れて食べることで、体の中に神様の魂を取り込む!そしてその年を幸せに・・・!という事なのです・・・
しばらく前までは地方に行くと、お年玉は「お餅」と言うところもあったそうです!  それが昭和30年後半の高度成長期に入りお餅でなく、今のように「お金」に代わっていたそうです!
それならば年齢に関係なく「歳神様の魂」ですから、一人一つで良いし、みな平等だし、いろいろ考えなくても良いので、来年からは「お餅」に・・・?  いいねー!ですが・・・
もちろんその時には、この「お年玉」の由来をちゃんと話、そして納得を頂ければ?それはそれでまさに「日本」では・・・?
「お雑煮や七草がゆ」と言った時節の風習がだんだん少なくなる最近です、「お金をお餅!」とはいかなくても、その由来などのお話しをしておくのも、子供たちには良い思い出になるのではないでしょうか?
処方箋調剤、在宅と地域の健康作りの助けとなる薬剤師、チーム医療に参加する薬剤師の教育に力を入れる「サン薬局」です!
地域の「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」の「サン薬局」です!