ここはゆっくりと!

今年のような夏の暑さ、そして現在の冬の寒さと、環境や精神状態で変わる血圧と! 人の身体はチョットしたことで変化が・・・?  時には怖い事になる血圧ですが、それと同じようにものに「血糖値」と言う物があります!
年に一回の健康診断や人間ドックなどの時の検査で、普段の空腹時の血糖値が正常な方でも、食後の血糖値が高いと心筋梗塞や脳梗塞などの「心血管病」などにより死亡リスクが高まると言われております!
それは、ご飯やパンなどの炭水化物を取ることで消化されたブドウ糖が血液中に取り込まれ、血糖値が上がる!  血糖値が上がり、高い状態になると活性酸素により血管が傷つけられ、動脈硬化が進むと言われております!  その結果「脳卒中や心筋梗塞」に・・・!
その食後の血糖値がご飯の食べ方で上がり方が変わると・・・?  ジャーどうすれば・・・?となります・・・
まず血糖値を急に上げないような食べ方と言うと、それはまず「ご飯よりも野菜を先に食べる」ことにあると!  野菜を先に食べることで、食物繊維の働きにより、小腸からの糖の吸収がゆっくりになるためだと言います!
そういえば最近ファミレスでも、あるいは居酒屋さんなどでに出かけても、たまに見かけるのはまず「野菜だけ」を黙々と食べている方、もちろんまだ飲んでもいない! 取りあえず「ビール」ではなく「野菜!」という方、そしてとんかつ屋さんでも、まず「とんかつ」ではなく一緒に脇につけられている「キャベツ」を一生懸命に・・・!と言う姿を
あれって、この事だったのですね?
何も野菜からまず・・・!でなくても良いそうで! ご飯を後にすれば良いので、まず野菜!でなくても「お魚やお肉」から食べても、血糖値の急上昇と言う物は抑えられる効果があるそうです!  ある研究機関が3年ほど前にⅡ型糖尿病の患者さんと、健康な方を対象に、それぞれ「ご飯を先に食べるグループ」と「魚か肉をご飯を食べる15分前に食べるグループ」に分け調べた結果、糖尿病の方のグループも健康な方のグループいずれも、ご飯を先に食べるグループに比べて「魚を先に食べるグループ」では約3割そして「肉を先に食べるグループ」では約4割が血糖値の上昇する幅が小さく抑えられたという結果に・・・!
これは「肉や魚」を先に食べると「インクレチン」と言うホルモンが多く分泌され、その影響でご飯が小腸でゆっくりと吸収されるようになるために、血糖値の急上昇が抑えられたと! さらにはこのインクレチンにはインスリンの分泌を促す働きがあるのだそうです!
と言う事から、理想を言えばまず「野菜と食べ」そして次は?「お肉や魚」をそして最後に「ご飯やパン」のような炭水化物を・・・!と言う順番でいただくのが、血糖値が上がりにくい食べ方になるのです!  が如何ですか?ご自分では・・・、ご飯が先ですか?それともおかずから・・・?
さらには「ゆっくりとよく噛んで食べる」と言うのが基本になるそうです!  ですから、まずおかずの野菜を食べ、そしてお肉やお魚を・・・!おかずがなくなり、残ったご飯を・・・?  お茶漬けとか卵かけごはんで?と言うのはやはり危険で、そんな時にもサラサラでなく、一口一口ゆっくりとよく噛んで・・・ですよ!
ゆっくりとよく噛んで食べることで、お腹も一杯になり、血糖値の急上昇もなくなり、体重などの抑制にも良いのです!
食事の制限もなしに、食べる順番に気を付けて!と言うのも、健康だから出来る事、まずは病気にならない予防として、これからは考えて実践してみてはいかがでしょうか!
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