つい先日でしたか、先月の末に日本を代表する航空会社の副操縦士の方が、イギリスロンドンから羽田行きの便に乗務する前に、飲酒の罪で現地の警察に拘束された!と言うニュースがありましたが、これからの時期となると、日本でもお酒の飲む機会が増える時ですよね!
私も今月の後半になると、すでに忘年会の予定がぼつぼつ入ってまいります! と言って、もちろん飛行機を・・・?と言う事はないですが、同じように注意しないといけないのは車の運転ですよ!
一時期よりもだいぶ意識は上がっているとは言いますが、それでもつい「大丈夫!」という方が今でも・・・で! この時期の忘年会や新年会の時期になると増えると言います! 誰でもが聞いた事もあり、またその通り!と思っている「飲んだら乗るな、飲むなら乗るな!」のこの標語! まさにその通り!なのですが、しかし・・・?なのです、いざその時になると、自分は「大丈夫!」と思ってしまう事が・・・? 大丈夫ではないのですよ!
今回の飛行機の場合はもちろん、何百人と言う乗客の方を乗せての事ですから、万が一にでも何かあれば、そりゃーとんでもない事故に! ですからその飲酒などの規定は非常にうるさいというか、細かいと言います! この時も、この副操縦士の方の飲酒は、前夜でビールやワインなど結構な量を飲んでいたと言いますが、それでも飲酒後すでに、この時に20時間は経っていたと言います!
でも、法定基準を大幅に上回るアルコールが検出されたと言います!
同じような事、毎日車を運転なさる方もありませんか? お酒を飲んだのは昨日の夜で、その後十分に寝たから大丈夫!と言うような事・・・?
でも、飲酒運転で検挙される方の中には数は少ないそうですが、その原因は前夜に飲んだお酒が!という方がいらっしゃるそうです! ジャー飲んだ後はどれほどに休まないといけないのか?と言いますと?
飲酒の量は、そのアルコールの分解時間により自分で翌日を考えて飲むのが節度ある飲酒なのだそうです! もちろんその分解時間は体格や体質、その時の体調などにより、また男女でも違いはありますが、目安としては男性がアルコール1単位を分解する時間は4時間、女性は5時間として考えるのが一般的なものだそうです!
ではその1単位とは?と言いますと「ビールですと500mlで中瓶ほど」「ワインは200mlで」「日本酒180mlほぼ1合」「焼酎は25%で100ml」「ウィスキーは60mlでダブル1杯」「酎ハイは7%で350mlですからちょど小さい缶1缶」となるそうです! それぞれ、これが「1単位」ですから単純に、これが二本三本となると「2単位、3単位・・・」となり、分解時間は長くなる・・・と言う事です!
しかしビックリと言うかちょっとショックでは? だいいちビールで言うと「500ml」ですよ、私が普通に家で飲んでるのが今のところ毎日350ml缶で2本ですから、それだけで700ml! そしてこの700を1単位の500で換算すると?「1.4」・・・です! これはアルコール分解時間に換算すると「5時間36分」にです!
が、私の場合ここでは止まらずに、健康の為に・・・?と言う事で、さらに赤ワインを、となりますから・・・!どうします、明日は車の運転は朝から!となると、たぶん赤ワインは朝の時間により「100mlから200ml弱」で止めておかないといけないと言う事になります!
如何ですか、みなさまは? 多分ほとんどの方「えーっ!」では? でも、実際にタクシーやハイヤーなどのプロの運転手の方のテキストには、ほぼこの表示と同じような量の物が1単位と載っており、翌日が仕事の時には、この量を参考に注意するように書かれていると言います!
プロでないにしても、同じように車のハンドルを握っているのですから、やはりいい加減には済ませないことだと思います!
実際に2016年の警視庁の発表では、この年の飲酒による死亡事故の内、飲み終わった時刻から事故発生時間までの経過時間が分かる方を調べてみると9時間以上も経っている!という方もいたそうです! 万が一にも事故を起こしてしまうと、一瞬で人生が変わってしまう飲酒運転です! くれぐれもこれからの時期、お酒を飲まれる方、そして運転をなさる方、決して「大丈夫!」はない様に・・・
まず「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな!」を守り、日ごろでも一晩寝たからや、サウナに入ったから、コーヒーを飲んだから「大丈夫!」もありません! 今日は飲む!と言う時には、翌日は運転をしなくても良い日になさるのも方法ですね!
ともかく、一晩寝れば翌日は大丈夫!はないと言う事、そして目安としてのアルコールの分解時間、そして自分の飲んだ量は覚えておきましょう! これからの時期は特に「肝に銘じて!」ですよ!
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