今日はなんとも秋らしいお天気で、青空も広がり気持ちの良い一日でしたよね? 明日も同じような・・・?と、言いますから、こうなるとやはりお出かけですか?
と、今日のようなお天気だとつい出かけたくなるのが秋や春では? しかしそんな気持ちもよく、清々しい気持ちになる・・・?と言っても、それは人それぞれで、なんとこの時期と言うのは気分が落ち込み・・・!と言う「秋うつ!」の時期でもあるのです!
暑い夏が過ぎ、秋になるにしたがってなんとなく身体がだるい!とか、熟睡が出来ない!なんてことありません? 他人事でなく私、最近身体がだるい!と言う事が多く、何かするにしても、つい面倒になり後回しにしたり、約束をしても出かけるのが面戸になったり!と言う事が多いいのです、でも睡眠はとれていると思うのですが!
何故にこの気持ちの良い清々しい季節に憂鬱になる事が多いいのか?と言いますと、夏に比べて日が短くなった分、日照時間が少なるなるのが関係しているようで、日照時間が短い事で脳内物質の「セロトニン」と言うものが減少するためと!
「セロトニン」と言うのはストレスに関係するホルモンと言われ、脳内の神経細胞に必要な神経伝達物質「緊張したり不安になったりしたときにそのストレスに対抗しようと出てくるノルアドレナリン」ただ、このノルアドレナリンが過剰になると攻撃的になってしまったり、ヒステリーになったり、またパニックに陥ったりしてしまう物質なのです!
そしてその反対に喜びや達成感を感じた時に出てくるのが「ドーパミン」です、今は静かに進行している例の「カジノの問題」この時にも言われ、問題になったギャンブル依存症! この時にもたくさんのドーパミンが出て来ると・・・! そしてその喜びをまた・・・!と言う事で、どんどんとドツボに・・・!のような、これが過剰に出てしまうと過食や買い物、そしてアルコールもこれにより依存症になる・・・!と言われております!
そしてこのセロトニンはこの二つのホルモンが過剰にならないように調節をしてくれるものなのです!
この様に気持ちが沈んだ時に適量でて、ストレスに負けずにやる気を出すノルアドレナリン、そしてそのストレスに立ち向かい達成したときの喜びの時のドーパミン!これを程よく、この二つのホルモンをコントロールして気持ちを安定させるのです!
そしてこのほかにもセロトニンの働きはあり、良質の睡眠を司る「メラトニン」この原料にもなっているのです、メラトニンは睡眠や覚醒のリズムやホルモンの分泌のリズムなどを調節する作用があるのです、その材料がセロトニンですから、これが少なくなると、良質な睡眠が取れないことに、セロトニンは昼間に太陽の光を浴びて作られ、そしてそれを原料にして夜メラトニンが分泌されるのです!
そのために日照時間の短くなってくるこの時期になると、セロトニンの生産が少なくなり、強いストレスを受けるとセロトニンの働きが鈍くなり「気持ちがどよん!」としてきてしまうのです、特に今年は夏の暑さが強くそして反対にこの時期の日照時間が極端に短いので、私と同じように?何かやることが億劫に?と言う方は気を付けないと・・・!
そしてこの「秋うつ」の代表的な症状と言うと?まず「過食」で、炭水化物やチョコレートなどの甘いものを多くとる様なる事が!さらに過眠にと言う事もあり「しっかりと寝ているはずなのに、翌日も強い眠気に襲われることも、そして一日中眠い!」と言う事が!
如何ですか、みなさまは思い当たることはありませんか?
もしもこのような「虚無」に襲われているかも?と言う時には、まず陽を浴びると言う事! そして「ウォーキングなどの一定のリズムのある運動をする!」と言う事、そして食事です! 食事にはセロトニンの生産をする働きのある「トリプトファン」と言う成分をたくさん摂ると言う事です、このトリプトファンの多い食品としては「ヨーグルトやチーズ、お味噌、キムチ」などの乳製品や発酵食品が良いのです!
と言う事は、私はまだこの「秋うつ」ではないようです、ヨーグルトは毎朝ですし、運動も週に2度ほどはですし、さらにキムチも大好きで、週に2度はいただいておりますから! きっと私のはただの「怠け病?」なのかもしれません! みなさまは・・・?
秋と言ってもスカッとした日の少ない今年です、明日もお天気と言いますから、いかがです?運動と日光浴をと、一石二鳥で散歩にぶらぶらと出かけるのも良いと思います!
今日の昼間の空は、壁紙にあるような秋の空でしたよ!
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