赤ちゃんの為が自分の為!

つい最近も書きましたが、昨日「国立感染症研究所」の発表で直近の8月20日~26日までの1週間で、罹った方の数が前の週の二倍にもなった・・・病気と言うと?   それは「風疹」です!
もともと流行では・・・?と言われていたのは関東地方が中心で、累計の患者数が多いいのが千葉の84人、東京の72人、さらにわが神奈川県で24人などだったのですが、新たに山形や栃木、和歌山などでも患者さんが出ているそうです!  そして今年になってからの感染報告があった自治体は27都道府県だったそうです!
すでに今年に入ってからの患者さんの数は・・・?と言うと、273名と数を見るとそれほどでも・・・?と思うかもしれませんが、昨年一年間の約3倍にもなるそうです!  そのほとんどは先ほどの東京、千葉などだったのですが、それが地方に・・・と広がりつつあると!  それも、この夏休みで都市部から地方に里帰り! などのように、人の行き来が増えて、それが原因で全国的に感染が広がったようです・・・!
一般に今までは大人でなく子供が罹る・・・!と思っておりませんでしたか?   実は大違いで、かかる方のおよそ9割は「大人」の方なのです!  子供のかかる風疹はもともとそれほど症状も重くなく、そのほとんどが3日~4日もすれば治ってしまつていたのです!  だから、別名「三日はしか」と・・・!
そしてその9割が、と言う大人がかかると、これまた反対に治りづらく、さらには重症化することも多くあるのです!  さらには妊婦さんにうつってしまうと、生まれてくる赤ちゃんが何らかの障害を持って生まれて来る可能性があるのです!  
風疹は症状が風邪かな・・・?と思えるような38度ほどの発熱や、のどの腫れ、または痛みなどで、その症状が軽いと罹った本人も大したことないと会社に出かけ・・・! ここでも、ちょっと風邪ひいて熱があるけど大丈夫!と・・・!
それが大きな間違えで、そのあとに風疹らしい・・・と、小さな赤い湿疹が出る、しかしかゆみなどはほとんどなし!  でも、ここで風疹かも・・・?と病院に行き、やっぱ確定!
もしもそんなときに、ご家族の中に妊婦さんが・・・!や、同じ会社に・・・それも隣や向かいの机だったりしたら?
風疹はその特徴的な小さな赤い湿疹、その特徴的な症状が出る1週間前からすでに感染力があるのですよ!
ですから、すでに流行の兆し! と言われれいるのですから、妊娠前の女性も、そして妊娠を希望している女性のご家族の方、またその職場のみなさまも、赤ちゃんの健康を守るためにもワクチン接種を積極的に受けましょう!
平成24年から平成25年にかけての流行の時にも、やはり20歳代~40歳代の男性を中心に流行が見られたのですよ!
目に見えないウィルスによりの感染で、くしゃみや咳と言った、しぶきでうつってしまうのです!  自分は大丈夫!ではなく、周りの方、特に女性や赤ちゃんのためにも是非早めに・・・!
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