しっかりと戻ってきた夏!と言うか、あの猛暑、極暑!ですが、まだ8月も始まり4日です・・・! みなさまお元気ですか?
夏と言えば先日の夏には律儀に必ずと言う病気ですが、これも昔からの定番と言えば・・・? そう「アセモ!」ですが、最近はテレビでよく見るようになった「汗かぶれ!」と言う物が・・・?
確かに最近よく耳にするように? この「汗かぶれ」ですがアセモと同じジャン!と、思われていませんか? いかにも違うような印象を持たせまた、薬を売ろうとしている?なんて思っておりませんでしたか? 実はコレ本当にそれぞれ違う物だったのですよ!
と言ってもこの「汗かぶれ」ですが、以前は「汗荒れ!」とかも言っていたようです!
もともと「アセモ」と言うのは、沢山汗をかいた時に皮膚の表面の角質がふやけて、汗腺が詰まってしまう事で起きてしまう物で、水膨れのようなブツブツができ、それがかゆく、掻いてしまうとくずれてしまい、悪化して最後は化膿したりで、ジュクジュクしてしまったりでひどくなってしまう事も!
「アセかぶれや汗荒れ」は汗をかいた後に、汗に含まれる塩分やアンモニアなどの成分が肌を刺激して炎症を起こし、それがために痒くなったり、チクチクやピリピリした感じになり赤くかぶれた様になる物です! 首の回りや背中、お腹などにできやすく、肌着やベルト、下着のゴムなどの摩擦で刺激され、余計にピリピリと・・・!
汗かぶれは自分の汗で、肌がふやけたり刺激によりこすれたり、乾燥などで角質のバリアが弱くなったところの肌を刺激して、なので「かゆみや赤味などはどちらかと言うと面で広く起きるものなのです!」 それに引き替え、アセモは急激な発汗や皮脂などの汚れにより汗腺が詰まってしまい、汗が皮膚の表面に溜まって、外に出ることが出来なくなってしまうので、汗腺のある位置に点々と赤味やかゆみが起こる症状なのです!
ですからアセモなどはどちらかと言うとまだ汗腺が未発達の赤ちゃんなどには特にできやすいのです!
なんとなく肌が全体に赤く触ってもざらざらしていない! でも痒い!と言うのはそれ「汗かぶれ」かも? それとは違い、赤ちゃんのお尻の周りやひじの内側などにブツブツと・・・!そして痒い!と言う時はそれ「アセモ」かも? と言うように、その症状が面で・・・!と言うのと点で!と言う違いがある様です!
いずれにしてもかゆみなどが有るので、時に今のように汗が大人でもじっとしていても・・・ですから、お子様や赤ちゃんではさらにで! また大人であれば何とか我慢と言う事も出来ますが、小さなお子様ではそりゃー無理、つい掻いて・・・!となり、ほって置くと?広がって化膿したりも・・・?
出来れば早めに専門の医療機関で見て頂くのが治療の早道だと思います!
いずれにしても、痒いからと夢中で掻いてしまったり、またお風呂などに入った時にナイロンタオルなどで肌をゴシゴシと洗ったりするのは、それダメー! かえってバリアを壊すことで、またそこに汗の刺激が・・・!となってしまいます、「アセモ」にしても「汗かぶれ、汗荒れ」にしても肌を清潔の保つと言う事が大事な事なのです!
ですから、出来るだけこの時期は「こまめにシャワーを浴びたり、汗が出たら下着を変える」などで、大人の方でなかなかシャワーと言ってもできない!と言う方は、せめて汗はまめに拭く!などをするようにしましょう! そして冬の時期ですと保湿剤と言う物を使う方は多いのですが、夏になると乾燥もしないからイッカ―?となりますが、この時期は先ほど言いましたように「お肌のバリア!」と言う事が大事なのです!
ですから、夏のこの時期でも汗を拭いたり、シャワーをした後は、キチンと保湿剤を・・・! 夏は暑いから・・・・と言う方には、昼間はローションタイプと言う物もありますので、それを!そして夜には出来ればクリームタイプの方を!と、使い分けるのも良いと思います!
お口の中も・・・!そしてお肌も・・・!と、特に暑い今の時期に、あれもこれもと忙しいですが、それがご自分の健康の為!ですから・・・!
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