あっちも、こっちも!

今回の西日本の豪雨「激甚災害」と!  岡山や広島などの豪雨による災害でなんと死者が217名と出ており、まだ他に消息不明の方が沢山いらっしゃると・・・!  災害の後片付けに今大変な状況で、そこに今度はこの暑さ、今日も岐阜ではなんと39度越えの39.3度を記録して群馬県の前橋や京都などでも38度越え!で全国的にまさに「極暑」! 復旧活動にも影響が・・・といいます!
今回の豪雨、広島で起きた2014年の線状降水帯と言う物と同じ集中豪雨だと! この「線状降水帯」の事を調べる気象研究所の研究官によると、1995年~2009年までの4月~11月までの全国で発生した集中豪雨386件の内、台風や熱帯低気圧によるものを除いた261件の64.4%の168件がこの線状降水帯によるものであったと!
起きる地域はやはり今回の西日本や関東が多く、ただ条件が合えば全国どこでも起きる現象なのだそうです!  なんたって昔に比べて、明らかに暑くなっていますからよりその可能性は高くなっているのでは・・・?
その条件と言うと「暖かく湿った空気が連続して流れ込んでくること!」「空気を持ち上げえる力!」「大気の不安定さの上空に寒気がある事!」そして「上空に雲を移動させる風がある事!」の4つだそうです!  ただこの4つが揃っても起きない時もあるとかで、なかなか今でも発生の予報と言うのは難しいのだそうです!
でも、この条件が揃えば起きる可能性は大きい? と、そうですよね、今回もまさにこれが重なったのでしょう!  太平洋高気圧がせり出して、そして大陸からは大陸の高気圧がせり出す、その丁度間のすき間が九州から四国中国地方の所だったのですよね、山陽地方と山陰地方の間には山もあり上昇気流がですから、積乱雲がドンドンと同じところにできて今回の集中豪雨に・・・!
いたるところの川が冠水してあふれ出し、山からは土砂が・・・!  それも夜でしょ? 真っ暗だし、どうしようもない!
だいぶ以前ですが私が中学生の時に、以前住んでいたすぐ近くに川があり、台風の時でその時もエライ降りで、その川があふれて道路が川のようになった経験があります、その時も確かあっという間に水かさが増えたように!  確か足のくるぶし位が、あっという間に腰の高さまでになりそこを半ズボンでびしょびしょになりながら歩いた記憶があります!
確か家もその時は床上浸水した様な? ただ二階建てだったので、大事な物を二階に運んだように・・・!  まったく怖い自然ですね!
集中豪雨を起こすのはもちろん「積乱雲」ですが、一つの大きさはと言うと高さは約15キロくらいで、長さは10㎞ほどになると、そしてこれ一つで最大で50mm程度の雨を降らせることが出来るそうです!  それがいくつも連なるのが「線状降水帯」と言いますから、確かにとんでもない量の雨と言うか、水が地上に降るのですから・・・!
昔もでしたが、昔はまだ夏と言っても今ほどの暑さではなかったような、その強い陽により暖められた空気が上昇気流になり積乱雲に・・・!  そして夕方に雷と共に雨がスコールのようにザーッと・・・!と言うのが昔の夕立でした!  そうすると日中の暑さが雨により冷やされてその後、涼しくなる!と言うのが子供の頃だったのですが!  今はまさに暑さも今日のように、もうすぐに40度?と言うとこまでですから、その降りもとてつもないくらいに・・・!と、手に負えなくなってきている!
少しでもこの集中豪雨や線状降水帯の予想が3時間でも前に予想が出来れば、まだそれによる事故は少なくなるのでは・・・?  気象庁では今年の先月の6月に新しいスーパーコンピューターを入れて運用をしだしたそうです、これから作り上げて、この集中豪雨も半日程度前に予測するのを目標にしているそうですから、もーすぐかもしれませんよ、雨による災害を減らすことは・・・?
でも、日本には他にもこれまた怖いし、そして近くには必ず・・・という「地震!」が・・・ですから!  くれぐれも、あっちもこっちもですが準備を怠りなく!
いつも飲んでいる大事な薬、きちんと非常持ち出しの袋の中に入れるのをお忘れなく!
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