善は急げ!

一昨日の「ウナギ談義」ですが、まさに今月20日の「土用丑の日」の日を目の前にして、外食チェーンや流通業界では大変な事になっているとニュースで・・・!
と言うのも一昨日も書きましたが、今年のニホンウナギの稚魚の量がなんと去年の1割程度しか取れていないと・・・!  その為に、外食チェーンを含めて、お店では今年は「うな丼」などの販売中止や値上げ!をしないといけないような状況に・・・!
でも、ファミレスのように提供しているメニューの一部であればまだしょうがないでしょうが、これ専門の「うなぎ屋さん」であったら、これ死活問題に・・・?  そう言えば去年でしたか肝腎なウナギが手に入りにくくなったために、のれんを下ろした老舗のうなぎ屋さんが有りましたよね?
他にも一昨日のようにニホンウナギでなく、東南アジアなどのうなぎを使ってと、仕入れの工夫をするところも、また養殖業者では今ままでの育てていた期間以上において、さらに大きく、そして肉厚にしてから出荷する!などとあの手この手と大変な様ですよ・・・?  
こんな昨年の1割にも満たない状況になっている、絶滅危惧種のニホンウナギ、それでも今年も・・・と、がんばりますか?
ところがこうになると「捨てる神あれば拾う神あり?」で、世の中は手軽で何とか・・・と、工夫する方が!  本物のうなぎに負けない味をと、魅力的な?もので「かば焼き」と言う物も紹介されておりました、いったいなんだと?  
なんとあの脂ののった「ウナギ」に負けないというと?それは青魚の代表「イワシ」だそうです!  丁度、今頃が旬で、脂がのっていると、今の時期は梅雨時期のプランクトン豊富な海で体を太らせているとか・・・! 「身がふっくらしていて、うま味たっぷりのかば焼きになると」
うーん、確かに同じ魚ではありますが、私からするとチョット?で・・・、ならば我慢して、どんぶりにご飯と、そこにウナギの秘伝のタレ!それだけで、食べた気分になる方が・・・!  でも、そのイワシ、それも取れ高は減っているのでは? と、思っていたのですが、マイワシは資源量が周期的に増減があり、一時期1990年以降にはなくなってしまう!と言われていたのですが、最近はその量が回復していると言い「日本では今年も豊漁で、結構大きなサイズが…」との予想だそうです!  大きな物になると20㎝以上になると・・・
でも、いくら大きく、そして脂がのっていようとも、私はご飯にタレだけで行けます!  でも、他に何とか私でも食べる事が出来るような「ウナギもどきは?」と探していましたら、ありましたよ?
なんとコレ「精進うなぎ?」と出ておりました!  なんでも大和芋とお豆腐で、それも油で揚げて食べると・・・!  大和芋でもちもちしていて、これ美味そうでは? そしてもどきですから、ウナギの皮の黒い所は?と言うと、これなんと海苔だそうです!  いいねー、これならば!
このいいねー!ですが、「精進」と言うくらいですから、もともとはお寺さんで夏などに食べられていたお料理だそうです!  ですよね!元々殺生はいかん!と言う仏教ですから、このウナギだけでなく他にもお肉などの「モドキ料理」得意な世界ですよね!
今年の「土用丑の日」は、この「精進うなぎ」で行けるのでは、これならば専門のうなぎ屋さんに行かなくても良いし、お財布に優しく、これまた「一石二鳥」!
作り方は私でも・・・? で、「すりおろした大和芋とごぼうを木綿豆腐と合わせ、片栗粉をつなぎに! そして生地を柔らかめにしてふわっとした食感を出し、その上に海苔を置いて油で揚げる!」どうです、書いていても私でも・・・?と思うように簡単では・・・?  そこに甘辛のタレですよ!
ねーっ?これいいねー!でしょ?  そして3年に一度くらい本物を…では?  資源を守るためにです!  絶滅危惧種ですよ!いなくなってしまうと、その復活はそれこそトークになって、3年に1度も食べる事が出来なくなってしまいますよ!
ジャー今年を最後に3年おきに・・・ですか?  ではなく「善は急げ!」で・・・!
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