ケガレを流す!

ウナギ談義で忘れておりました? 今日は7月7日「七夕さま!」だったのではないですか!  でも、折角の年に一度の「彦星」と「織姫」の楽しみにしていた日なのに・・・? 生憎のお天気も悪く!でした!  彼らからすれば?  そりゃー、ほって置いてくれ!ですよね?
七夕と言えばササに短冊を・・・ですよね!  子供の頃は田舎だったからか?それとも昔だったからか?で、シノダケを獲りに行って、そこに短冊をつるして!と言う事を結構個人のお家で行っていましたよ! 私も友達と取りに行って飾っていました!  今は近くの団地や幼稚園や警察署、消防署などで見かけますが、個人のお家ではあまり見かけなくなりましたよね?
そして終わるとその竹を、夏の暑い日には泳いでいた利根川の支流が近くにあり、そこに流しに行っておりました!
もともとこの七夕行事と言うのは貴族の世界で行われていたことで、七夕にはご先祖様へのお供え物や願いを書いた紙を流し、身体についているケガレを洗い流していたと言いますから、子供の頃にしていた!終わって川に、と言う事は正しい事だったのですね!  そしてそれをしていたと言う事は、私のご先祖様は「貴族」かも・・・?
でも、川に流すのが…?でも、これって結構ご近所しておりましたし、川に流しに・・・!と言う時も友達をみんなで行ったように・・・?  確かに結構な数になっていたと?でもそれを平気で流しておりましたが、あれその後その竹などどうしたのでしょう?  全くその当時はそんなこと考えておりませんでした!  今ならば犯罪!ですよね!  ホント、どうしたのだろう・・・?
一緒に付き添っていた親が、その後に回収していたのでしょうか?  そう言えばその流したところは川ですが、流れを止めるような堤防が有りましたね!
堤防があったので、そこには水が溜まっていた! ですから川で遊んでいても流されなく、そしてそこが夏は我々のプールのようになっておりました、が! 今考えると結構危険でしたよね!
そんな七夕はケガレなどを洗い流す!と言う言い伝えが日本にはあるので、返ってこの日には雨が降っているのが良い!とされているですよ!  と言う事で今日のように雨が・・・!で、彦星や織姫さんにとって可哀そう! ではなく、彼らにとっては願ったりかなったりなのです!
この七夕ですが一般には7月の行事になっておりますが、もとは7月7日と言ってもこれ旧暦なので、現在の暦に合わせると来月8月のお盆の近くになるのです!  と言う事で、この行事ももとは夏のお盆の行事だったのです!
「七の夕」と書いて「たなばた」ですが、これは「7月7日の夜」を差すことで、十五夜になる前の「上弦の月」を表す事なのです!  「上弦の月」と言うのは、丁度暗い所と明るい所が半分半分になり、明るい「この世」と暗い「あの世」!
ようはその境目がはっきりせずに曖昧に!  俗に言うあの世の門が開く?と言う時なのです!  ですからこの「上弦の月」から十五夜までの間はご先祖様がこの世においでになると・・・!  そして「十五夜の夜」に帰って行くのだそうです!  まさにお盆では!
お住まいの地方により旧暦、新暦の違いはあると思いますが、いずれにしてもこの時期、ご先祖様を偲んで・・・!と言う事で、日頃は忙しくなかなか行けないお墓参りなども良いのでは?と思います!
ケガレを流すように・・・と言う七夕です、だから?ではないでしょうが今週になり、雨続き・・・?  台風7号に続き、8号が沖縄地方と言います!  流すのはケガレだけで良いのに、台風からずっとのように九州から西日本を襲う雨のように家も車も…では困ります! くれぐれも台風情報には注意して、早めの準備を・・・!
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