台風7号が九州に昨日接近して四国や中国地方、さらに日本海に停滞している梅雨前線が刺激され、日本海北部側そして北海道では大雨と・・・! 横浜では昨日までは先週からのお天気が続き、早くも外に出ると殺人的な暑さです! このままお天気がまだ続くのか?と思っておりましたが、今日からは太陽も隠れて曇りに・・・!
これからしばらくは曇りや雨の日が続くとかの予報です・・・? 太陽さんが隠されるだけで随分と気温も違い、蒸し暑さはありますが、あの殺人的と言うのはなんとなく治まっているような今日でした! 日本では3日早朝のあの一瞬勝てる?と言う、あの衝撃的な終わりのサッカーワールドカップの決勝リーグ! なんとなく気が抜けた様では? そしてこのお天気が・・・と暑さに我慢してが、ここでチョットお休み!と、なんとなくこうなると身体も疲れるような…?
変わるのは気温だけでなく、気圧もで・・・! 台風は今現在で985hPa、そしてお天気な時の高気圧が1016hPaと算数で見るとたかが「31hPa」さほどの差でしかないような・・・? ところがされどでこの31の差を微妙に感じる方がいるのですよね?
それは最近認知されつつある病名の「気象病」です! 昔であると、それは「気の病」では? とか「にせ病、仮病では?」とか言われていたこともある様です!
その症状と言うと、人により「めまいや喘息、うつ病、頭痛、腰痛、肩こり、神経痛や関節痛、リュウマチなどの痛みの病気」他にも命にかかわるような「心臓発作や脳卒中」なども、この気圧の変化がきっかけになる事も、なのです!
昔から「古傷が痛む!」とか言いますが、この腰痛など肩こりも入れて、いったいどれほどの方が・・・?と調査をしたものがあり、それによりますと、ある地方都市の20歳以上の方6000人を対象に調査した結果、身体のどこかに3ヵ月以上にわたり慢性的な痛みのある人と言うと? なんと全体の4割近い方が「ある」と答え! そしてその中の四分の一の方が「お天気が悪くなったり、崩れてきた時には痛みが悪化する!」と答えたそうです!
そしてそんな症状が出やすい時期は・・・?と言いますと、やはり低気圧が定期的に通過する、梅雨や今日のように台風が日本付近に接近する今頃からが多くみられるようになるそうです!
お天気と体調が関係するメカニズムの解明も最近は進んできているそうです!
実験では、気圧が下がった直後に痛みが強くなる!と言う事は分かってきており、動物実験では「平衡感覚を司る内耳で、気圧の変化をキャッチして、それが交感神経の興奮を起こさせる!」 ようは自律神経のバランスが上手に取れずに、めまいや頭痛と言った症状が出てしまうと!
ジャーどうすれば?と・・・? ここでもあの兵法ではありませんが「敵を知り己を知れば百戦危うからず!」で、いったいその痛みやめまい、喘息などの症状がどのようなタイミングで起きるのか?を知る!と言う事なのです!
ですから、症状の種類とその日のお天気をまず記録することからだそうです! 今はスマホのアプリでも毎日の気圧の上がり下がりを知らせ、それに合わせてメモしておくような物がありますよね!
お天気も、気圧も、そして身体のメカニズムも、これ自然の物なので、お天気により影響を受ける症状がひどい方は事前に、お天気の悪い時には出かけるような予定を入れない等の調整や、それもお仕事などで仕方ない・・・!と言う時には、事前に乗り物酔いの薬を飲んでおくとかの有効な方法をとるのが良いと!
また気圧の変化はまずキャッチするのは内耳と言う平衡感覚を司るところなので、気圧の変化の影響を抑える、飛行機用の耳栓などを使うのも効果的と言います! また普段から肩こりなどの解消のために首のストレッチなどをして、首や耳周りの血流を良くしておくというのも良いと言います!
後は規則正しい生活!ですから、自律神経が乱れない様に、お天気悪くなる今日の様な日には、寝る前のスマホなどを使う!と言う事を控える・・・と言うのも大事な時になるのですが!
まだ現在7号ですから、これから夏の終わりや秋にかけてはまだまだ・・・?ですよ、上手に自分で、自分の身体を大事にコントロールして、暑いこの時期を乗り切りましょう!
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