平熱!

イヤイヤ、今日は朝から雨ですよ!  そんな気持ちも身体も怠くなる一日でしたが、実は私、先日からの風邪? で、夜も咳がひどく、鼻水も出て、ここニ三日結構辛い毎日を・・・!
でも、身体のだるさはあるのですが、熱と言っても37度ほどとチョットだったので、特には現場に出ていなければ問題ない!と、普通に事務所やウロウロと仕事はこなしておりました!  ところがですよ、昨日の夜、どーも怠さがひどく、頭もボーッとで・・・?  ヒョットして熱が・・・?と思い、何十年ぶりに体温計で自分の体温を測ってみました・・・?
そしてビックリですよ、なんと、なんと・・・?  40度…ではなく、38度!  いやいやこれも久しぶりかも、今まで仕事をはじめて数十年経ちますが、多分熱が38度と言うのも数十年ぶりでは・・・? ある意味関心をしました! が、でもチョット流石にダルク口も苦いような?  と言っても、試しに飲んでみたビール、イヤ意外と飲めました!  と言う事で、まだそれほどでもないかと・・・?
それでも「風邪は万病のもと!」と言いますから、もちろんチャーンと薬は飲みましたよ!
でも、ご存知でしたか?ご自分の「平熱」、もちろん年齢により違いはありますが、同じ年代でも、それぞれに健康な時の体温と言うのは違うのですよ! 私ですと、ほぼ36度ほどなのですが・・・! みなさまは・・・?
一般に健康な人の「平熱」は・・・?と言うと、36度から37度ほどと言われております!  しかし現代人は「低体温」の人が増えてきたとかで、35度台の人が多くなってきていると! しかしこの体温、年齢が上がるに従い低下してくると言います!  研究によると10歳年齢が上がると体温は0.021度低くなると!   その反対にメタボの指標にもなるBMIですが、これが1増えるたびに体温も0.002度上がり、がん患者さんの体温は0.02度高い!と言う、調査結果も・・・!
確かにこの体温、増えても0・002とか、0.02とかであまりにも上がる数字が小さく、健康にはなんも関係が無いように見えますが、これを年齢や人種などと補正して、平熱と一年死亡リスクとの関係を見てみると体温が0.149高くなるごとに、1年死亡リスクは8.4%増加することも示されたと言います!  そうなると平熱は低い方が・・・となりますよね?
ところがギッチョン!で、今度は低いと免疫力の低下などが起こり、いろんな病気になりやすくなるのです!  例えば今回の私のように風邪をひきやすくなり、かつ体調を崩すと、なかなか治りにくくなるのように!
体温が低くなると血管は収縮して血の流れが悪くなり、これが冷えなどにもつながります、そして免疫力の低下に!  この免疫力ですが体温が1度下がると約3割も低下すると言いますから!  まさに「前門の虎後門の狼」ではないですが、ガンになると体温が上がり、さらには低体温になるとガンなどの病気になりやすくなる・・・!  ジャーいったいドッチなんだい!ですが、だからの「36度~37度」なのです!
一般に年齢が上がるに従い、体温が下がると言われておりますが、これ大きな原因の一つには「筋力の低下!」と言う事があると言われております!  人は何もしないでいると年齢と共に基礎代謝は下がり、筋肉量は低下してきます、それに以前に比べても仕事でも家事においても楽になっていると、それゆえに総じて筋力の低下傾向が大きいと!
その裏付けとして、低体温の方のほぼ9割と言う高い割合で、その筋肉量は通常の平均値よりも低いとの研究報告が・・・!   となるとやはり平熱を上げないと、その為にはまず筋力アップ!  そして手っ取り早く!となると、筋肉の7割は下半身にある!と言われる、下半身を鍛える事に・・・!
やはりここでも「歩く!」と言う事になりますよね!  みなさまはあれから歩いておりますか?  相変わらずに駅ではエスカレーターを、そして便利なエレベーターを・・・ですか?
歩く事で良い事ばかりでは、サーサー歩いて筋力を増して血のめぐりを良くして、酸素や栄養素がスムーズに身体全体に運ばれ、免疫力も上がり、「平熱も平熱」に、そしてますます健康にです!
まずは、いったいご自分が、普段どれほどの体温なのか測ってみましょう!
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