真逆!

ゴールデンウィーク中の今月5日、毎年この日に発表が行われるその年の4月1日現在の15歳未満のお子様の数ですが、今年は増えたの、減ったの、そのままなの・・・?ですがどちらと?
今回の数は1553万人でした!  そんなに・・・?ですか!  実はそんなになのですが前年に比べて・・・何んと、今年は「17万人も」・・・? 減りましたー!  また減ったのですよ!
調査を開始が1950年だそうですから、それ以降で今回が過去最低の人数だと、そしてこの子供の減少ですが、37年間連続だそうです!  年齢別に見ても少子化と言う事が良く見えて、年齢が低いほど少なくなっているという事でした!  本当にこの先、今の仕事盛りの方達、年金などの件いったいどのように?  本当に破綻してしまうようでは・・・?
自分の身、将来は自分で守る様な事を真剣に考えないといけない様な事に・・・と言うのが現実なのでは・・・?
だからこそその少ないお子様を大事に! という「こどもの日」?  そう言う事ではないが、健やかに育って!というこの日ですが、この「こども=キッズ」に合わせて、「キッズを傷」に置き換え、この5月5日を「キズケアの日」にと、昨年の夏に「日本創傷外科学会と日本形成外科学会」が「日本記念日協会」に登録を申請しており、今年それが認められた!と言う事です・・・
「キズケア」と言えば、この傷の手当と言う物は、私が子供の頃は転んだりしたときは、傷をあの泡の「オキシドール」で消毒して、その後定番の「赤チン」で! というのがほとんどで、傷が少し深いとか、大きいというとガーゼを当てて乾かす!という方法でした、でも今は反対で乾かさず・・・! という事の「湿潤療法」と言う方法がとられるのが普通なのですよ!
以前は転んだりで傷が出来ると、まずそのままにしておくと細菌が繁殖して化膿したり、破傷風になる!とか脅かされ、痛いのに水道の水でよーく洗われてその後に例のオキシドール、赤チンのコースがほとんどだったと?
でも今ではまずこの定番だった「赤チン」がない、探してもまずないはずです!  赤チンは、そのもの自体には毒性はないのですが、ただ原料として「水銀」が使われている!と言う事から、現在ではこれを製造するメーカーはナシ!  もちろん「赤チン」は姿を消してしまいました!  なんとなく塗ると、赤く目立つので、効いているような気に・・・?  子供の頃はチョット何かあると塗っていましたが?
そして、その洗った傷は乾燥の時にはガーゼを当ててと言う「乾燥」でしたが、今の方法はラップでその傷を覆うという「湿潤」が認められているのです!
この方法は1962年にイギリスの医師が豚の皮膚の傷を乾かさずに、フィルムを貼って湿った状態にして治療し、それがことのほか治りが早かった!と言う事から、この方法が徐々に広がって行ったそうです!
今では以前に使われていた「キズバン」もありますが、傷の治りが早い!と言う、傷を湿潤状態にするキズパッドなる物が売り出されております!
以前からの方法の様に傷を作ると出てくるジュクジュクした液体、これは乾燥療法ではガーゼにより吸い取り乾燥させる!と言う物でしたが、現在はこのジュクジュクは皮膚細胞や血管の再生を促進させる「成長因子」が入っている!と言う事から、これを吸い取ってしまうのではなく、反対に密封して皮膚から逃がさない様にする、という方が傷の治りも早く、そして傷にもなりにくいと!
確かに!乾燥療法だとガーゼをはがすときにその吸い取った物で傷口にくっついてしまい、そりゃーまたここで「いたいー!」と大騒ぎを、さらにまた折角再生してきた組織を壊してしまう!と言う繰り返しをしてしまう事にも!  ですから今は傷を治すのは湿潤環境を保つような治療が良いのですよ!
ただ気を付けないといけないのは?傷口が湿った状態にあるので、細菌が繁殖しやすと言う事ですから、きちんとその傷を消毒するのではなく大量の水道水で汚れや砂利などの異物を、よく流して洗うと言う事が大切な事になります!
そんな事から、普通の転んだりの傷はこの「湿潤療法」で良いのですが、ただ動物などに噛まれたりした物や、そしてその傷が深い時や、広い時などは反対に湿潤と言う事から、却って危険な事に!と言う事もありますから、このような時には必ず専門の医師の診断を受けましょう!
さらに傷は大したことなく自分で治療をしていても可能などの症状がある時にも、同じように早めに病院に・・・ですよ!   「生兵法は大怪我の基!」と言いますから!
処方箋調剤、在宅と地域の健康作りの助けとなる薬剤師、チーム医療に参加する薬剤師の教育に力を入れる「サン薬局」です!
地域の「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」の「サン薬局」です!