先日、駅のホームで口にタバコ?でなく、禁煙用の「パイプ」と言うか、キセル?のような物を加えている方を何人か目にしました! あれって今は副流煙問題で悪者になっている「紙巻きたばこ」の代わりに・・・と流行っている「加熱式たばこ」ですよね? 今までの物に対して「新型タバコ」とか言われている物!
確かにくわえているだけで、その時に煙などは出ていなかったのですが、あれってもしも吸っていても「禁煙ゾーン」と言うのには関係がないのですかね? でも確か、先日来書いていますが「受動喫煙防止法」、これにはこの「新型タバコ」も対象になりましたよね? と言う事は「旧型タバコ」と同じ扱いになるのではないのでしょうか?
だとすると、くわえていただけ?なのですね・・・!
従来のタバコは葉っぱに直接火をつけて燃やして、その煙と一緒にニコチンを吸い込むので、当然今問題になっている副流煙と吸った方が吐く煙が出ますが、この「加熱式たばこ」の場合はヒーターなどにより加熱してニコチンなどの含まれている液体を吸い込むので、当然目に見える煙は出ませんし、見えませんよね!
この加熱式にも二種類があるようで「タバコの葉っぱを燃えない様に、温度で加熱してその煙草の成分を吸う」ものと「ニコチンなどの成分が入った液体を加熱」することでそこから出るニコチンを吸入する物と有るようです、いずれにしても同じようなスティック状のパイプのようなフィルターから吸うのだそうです!
これが「匂いもない、また煙もない?」と言う事から今は人気らしく、ここ最近は急速に伸びているそうです、最初に発売されたメーカーによると、全体のタバコの販売量からみても2016年に全国での販売が開始になり、2017年の1月には約8%ほどだったそうです、それがその年の10月の調査によると?なんと倍の15%にまだ伸びていると言い、さらに他にもメーカーもあるので、その数を足すと今は3割を超えての物になるのでは・・・?と言う事です!
と言って「煙も臭いもほとんどない!」からと、ではいったい身体には・・・? と言うと、これ今までに比べて安全!とは言えないそうです!
と言うのも、これ日本では「医薬品医療機器法」以前の薬事法ですが、この対象外・・・と言う事で、健康に対する影響は?と言うのが関係しないのだそうです!
この「タバコの葉っぱ」を使う、と言う事でこの加熱式は「タバコ事業法」と言う法律の対象なので、健康影響に寄らず販売が出来るのだそうです! もちろん反対に「医薬品医療機器法」の対象になると事前に健康への影響を調査して、厚労省に届け出てその承認を受けなければ販売が出来ないのです!
と言う事で、現在のように今までのタバコによる身体に対しての良くない!と言う影響でタバコを吸う方が減って、販売実績が下がる! これにより何か? この販売が上向きに・・・と言って、考え出された物と言う事・・・? 確かにこれは会社の努力、研究の賜物なのかも?しれませんが、でもこれだけ身体には良くない!と言われ、吸っている方もご存知のはずなのにそれを、その一番大事な事をそのままに・・・?
と、言う事で、この健康への影響については調査はこれから始めるそうですよ!
ただアメリカではすでに「血管に悪影響を与える!」と言う調査結果も出ていると言います! ラットによる実験によると従来の紙タバコと同じような結果が出ていると、吸う事で紙タバコと同じように長い間吸い続けると「動脈硬化」になって行くと、もちろんこの動脈硬化により脳梗塞や心筋梗塞などを起こしやすくなると言う事で、結局は今までと比べても「五十歩百歩!」と言う事です!
「日本呼吸器学会」の見解も「使用者にとっても、受動喫煙させられる人にとっても、決して薦めることは出来ないと!」発表されておりますから!
如何?
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