本物は・・・?

以前より何回も言っておりますが、私、魚を頂くのが嫌いでして・・・!  「頂く」と言っても頂戴する!と言う事でなく、食べるのが・・・ですよ!
その中で唯一頭から食べられるものと言うと「シラスとシシャモ!」くらいなのです!  そのシシャモですが現在では「本物のシシャモとそのもどき」と言われる二種類がありますが、一応これは両方とも大丈夫なのです!と言うよりもかえって本物よりも、もどきの方が好きかも・・・?
現在の「子持ちシシャモ!」として市場に出ている、ほぼその9割は実は「カペリン」と言う「もどき?」のシシャモで「カラフトシシャモ」と言う物だと・・・?  ほぼ今売られている物はコレか、あるいは「キュウリウオ」と言う物だそうです、本物の「シシャモ」を食べたことのある人の方が少ないと・・・?
もとから、この「シシャモ」と言うのは獲れる数が少なく、その代用として「カペリン」が使われていたそうですが、その本物のシシャモの乱獲により生息数が激減をして、カペリンの方が圧倒的な流通量になり、いつしかこのカペリンが「シシャモ」の名前を当たり前に与えられ、区別の為に本物の方は「本シシャモ」なんて別の名前がついてしまった様です!
時々「これ本物!」とかで他の「シシャモ」に比べ値段が割と高めの物が売られているのを見かけますが、これ・・・?   今や年間でも1000トンほどしか取れずで、その本物にお目にかかろうとするとまず地元に行かないとお目にはかかれないほどの貴重な物になっているそうですから・・・!  ホントにそれ「ホント?」・・・?
なかなか手の込んだもので! ただ単にその値段が高ければ「ほんもの?」と・・・?  で、まさに知らぬが…何とかで! 値段を高くして、多少大きめの太った奴を・・・? なんて言う技もあるようですが・・・?
余分な事かもしれませんが「本物のシシャモ」は日本固有の魚で、海と思っておりましたが、実は北海道の河に生息している魚なのですね!  ご存知でしたか?  私はいままでずーっと海にいるものだと・・・?
さらにはその生息は河ですが、鮭や鰻と同じように河で産卵して成長は海で、と言う「遡上する!」回遊魚なのだそうです!  と、これも私、へーっ! 初めて知りました!
それに引き替え、今はその名を「シシャモ?」にしてしまった?  「カラフトシシャモ」ですが、その生態系が「本物」とはここから違い、外国産のシシャモは回遊をすることがなく、沿岸や沖合に生息していて産卵期になると大挙して波打つ際などに押し寄せる習性があるそうです、今やほとんどの人がこれが「シシャモ?」と思っている「カペリン=カラフトシシャモ」ですが、その輸入量は・・・?と言うと本物の国産に比べると、なんとその30倍以上の量になるとか・・・? 
ですから、本物の地位を脅かし「シシャモ」の名を・・・!  植物でも動物でも現代、外来種によりその生態系が・・・?と言われますが、この「シシャモ」に限っては生態系が、でなくその名前が・・・?で・・・、本物と比べると明らかに分かるそうですが、その本物を見たことがなく、いつも見ているのが「もどきの・・・!」ですから、その本物がなんという物か分からない状態に・・・!
全く、訳の分からない様な状態に…では?   そんな事が食べ物だけでなく、他にも多い様な・・・?
タヌキやムジナなどに人が化かされるときは人の眉毛の本数を数えられてしまうと!と言いますから、化かされない様に指を濡らして眉につけ、数えられない様にして予防すると言います、これも「眉につば!」で防げますかねー?