誤飲!

先日も書きましたが、夏だけでなく! 食べる物が美味しくなるこの季節・・・でも、夏以上に多い「食中毒」と・・・!
それと同じような特に注目されるほどではないが・・・! それでもなくなる事はなく、必ず起きている病気では無く!事故? もちろん事故というと「自動車?」と思いますが、イヤ!違います・・・?
それは小さなお子様の「誤飲」です! そしてそれの起きる場所というと、ほとんど幼い子が長い時間を過ごす「お家の中!」なのですが! 普段から気を付けているのに?まさか・・・? と言う事が多いそうです!
そしてその事故の本人になるお子様は、6ヶ月から急に増え出すそうで、その前の生後0から5ヶ月までは、全体の占める割合も1%にもならないほどだそうです、がそれを過ぎ11ヶ月くらいまでになると全体の占める割合は30%程に・・・!
もちろん、その頃になると何かに掴まったりで、立つ事が出来るようになり、手の届く物をそれこそ手当たり次第に・・・となるからですが! まだその年齢ではそれが食べられる物かどうか?もわからないから・・・!
ですから、ともかく「子どもの口に入る物を、手の届く所に置かない!」これが第一になります! 高さは1メートル以下の所には物は置かない!洗剤や医薬品の収納場所にはカギを・・・! また意外と忘れるのが、テレビやエアコンなど、現代では当たり前のように置いてある「リモコン」、さらにオモチャの中の電池!
これらは、その電池が外れないようにテープなどで止めて固定してしまう、と言うことも・・・必要になるのです!
ちなみにですが、その口に入る大きさと言いますと? およそ3歳児においては直径が4センチメートル以下だそうです! 一番多い物には最も危険とされる「タバコ」が、床に落ちている小物やはゴミなどにも気をつけないと!
また、年齢が1歳半頃になると、足場を使ったり、容器の蓋や包装を開ける事が出来るようになるので、さらにその誤飲の対象が増えるのです・・・!
最近までは、もしも誤飲が分かった時には先ずは早く吐かせる!と言う事が勧められておりましたが、吐いた物が肺に入って肺炎になったり、反対に喉に詰まり窒息してしまう!といった危険があるので現在では勧められておりません!
特に意識障害やけいれんが出ていたり、食道の粘膜を痛める危険のある「強い酸性やアルカリ性の製品」、肺に入りやすい「灯油」! また生後6ヶ月以下のお子様は吐かせる事は厳禁に・・・! 先ずは速やかに医療機関に行く事が大事になります!
「日本中毒情報センター」によりますと、少量ならば家庭で様子を見ていて良いものとしては「乾燥した2センチ以下のタバコ、口紅、乳液、石鹸、中性洗剤、整腸剤等」だそうで、反対に絶対に医師の診療が必要な物は「タバコを浸した液体、マニキュアの除光液、医薬品」先程出ていた「塩素系の漂白剤、酸性アルカリ性の洗剤、灯油、乾電池等」それと今流行り?の「加熱式のタバコ」も至急ですよ!
もしも、どーしよう? と迷った時には「大阪中毒110番 072ー727ー2499」または「つくば中毒110番 029ー852ー9999」に!相談は無料です、受付の時間は大阪中毒は24時間、つくばは9時より21時までです!
小さなお子様をお持ちのご家庭では覚えておくと良いかも・・・です!
処方箋調剤、在宅と地域の健康作りの助けとなる薬剤師、チーム医療に参加する薬剤師の教育に力を入れる「サン薬局」です!
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