「アレ、ソレ・・・?」

いきなり人気が・・・? それは・・・? と言うと、そのそれはは「遠志」?  関心のない方は、なんだそれ・・・?ですよね?
「遠志」とは「エンジ」と言い実はコレ漢方薬なのです!  それが急にここに来て「人気」が出てきたと言う事です?
実はこの「オンジ=遠志」ですが、イトヒメハギと言う植物の根っこをの部分を使った物なのですが、漢方では「肝、心、脾、肺、腎」と、五臓六腑の五臓をこの五つで分けているのですが、その中の「心=シン」ですが、現在の「心臓」で血液を送り出すポンプの働きをするものと言う考えでなく、精神や意識などの活動を司る物と言う考えが・・・!  そしてその「心=シン」を養う物ととしてこの「遠志」が使われていたのです、そこから精神を穏やかにすると・・・、それが現代の年齢が進むと言葉として増える「あれ」「それ」とか、思い出そうとしてもなかなか出てこない人の名前や映画なのどの題名・・・? まさに私もあるある・・・!なのですが・・・!
そんな現代の物忘れに効果があると・・・?  急に人気が・・・?
それはその物忘れの改善にと、この漢方薬の使い方のガイドラインが厚労省から出されたことから急に火が着き、今各メーカーからこの「遠志」を入れた物忘れを改善する市販の医薬品が続々と発売されているそうです!
おと言ってもこの「イトヒメハギ」の成分が本当にその認知機能の改善に効果があるのか? と言うと、まだその臨床試験も始まったばかりの様でいったいどれほどの物か?と言うきちんとした結果は出ていないそうです、ただこのイトヒメハギの「遠志」を含む漢方薬の一つを飲むことで確かに認知機能の試験に使われるスコアのポイントが上がった!と言う事はあるそうです・・・!
元々が「漢方薬」ですから、現代医学のように中の成分を分析して、これが効く! と言う物でなく、どうもこれを飲むと痛みがとれるとか?咳が痰が良くなる?などこれを飲むと気持ちが落ち着きよく眠れるとか疲れが取れるなどと言う経験からきっとこれが良い!とされて来たものですし・・・!
なんたってその始まりのそれらをまとめた「神農本草経」、中国のこれをまとめ!た三皇五帝の一人とされる「神農」がまとめたとされるものに書かれているのですよ!  その時代なんと「西暦112年」ですよ?
それを今急にコレ「健忘症に認知症に!」と言われても、本来の所には「物忘れ!」なんて書いていないのです!
元々漢方での物忘れはそれが「血=けつ」の不足から起きている物ならば、その「血」を補い、それが精神を安定させることでの治療を!と考え「心=しん」を養いその機能を正常にすることで改善をすると! それを一つの物に決めて・・・?と言うのは本当にその効果と言うのは・・・?と・・・
食べるものも、漢方もやはり良い物、そして少しの悪い物もあるかもしれませんがいくつかの物が集まりあるいは一つの物の全体を食べることでその悪い物もかき消され、栄誉になるのではないのでしょうかねー?
ですからこの「オンジ」にしてもサプリメントにしても、良いのは確かに良いのかもしれませんがそれを単味だけ引っ張り出して・・・、と言うのはどうなの?  やはり良いとされる物をその全体を毎日食べるものとして頂き、続けることが結果年の割には元気とか若いとか頭がはっきりしている・・・?なんて言われる事になるのでは?と思いますが?  みなさまはどのように思われますか?
それにしてもいつも市販のお薬にはそのネーミングには関心をさせられますが、今回もこの「物忘れに効果?」と言うお薬は「キオグット」「ワスノン」「アレデル」等です、なーるほどですよね・・・?
中でも「アレデル!」まさに「アレ、コレ、ソレ?が出てくる」という意味ですかねー? たぶん!  最高では?
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