思い込み?

さー、さー!いよいよ明日からは7月、夏真っ盛りが近づいてきましたよー!  昨日のプール開きではありませんが、海やプールの楽しい時期が・・・! と言っても必ず起きる事? そうです「水の事故!」くれぐれもお出かけの際には用心ですよ、小さいお子様は海でも川でもプールでも「ライフジャケット」を付けましょう!
そんな用心の「水の事故」ですが、まだまだあと半月は続く「梅雨」、この梅雨のころから夏に多い事?と言うとこれも・・・? 「食中毒!」です・・・
もちろん気を付けないといけないのが細菌ですから?言えばやはり「生もの!」ですよ!
ところがギッチョンです、食中毒と言ってもその原因は「細菌!」だけではありませんでした!  もちろん細菌そのものと、細菌の出す毒素によるものが有りますが、他にもウィルスや寄生虫、化学物質や自然毒とその種類はあるのですよ、そしてもちろんその原因により治療法も違うのです!
が、ここ最近多いのが、毒性のある植物を誤って食べて・・・?と言う「食中毒」の事故が増えているそうです!  この中にはここ10年で11人と言う方が亡くなる、という重症な物まであり、すでに今年も1人の方がお亡くなりになっているそうです!
その中でも一番多いいのが11人の方の内で6人の方が…、の原因が「行者ニンニク」! ではなく、それによく似た「イヌサフラン」と言う植物だそうです!
「行者ニンニク」はこれからの7月頃に白いポツポツの花がまとまったような形の花を咲かせるのですが、「イヌサフラン」は9月にピンクのような紫色のような花を咲かせます・・・!  そしてともに同じ「ユリ科」の植物なのですよ・・・!
同じ「ユリ科」と言う事もあり、地下に球根を持っておりますが、その大きさや形はまったく違い、ギョウジャニンニクの物は4㎝ほどの細長い形のラッキョのような物が、しかし悪の物の「イヌサフラン」は茶色い色のまさに球根!と言うような形の物で、ヒヤシンスの球根のように水栽培のように机に上に置いておいても花が咲くので、園芸用としても販売されているのです!
が、もちろんこの球根にも同じ「有毒成分」は含んでいるので、その取扱いには気を付けないと、万が一、家庭菜園などをなさっていて、たまたまでも近くにこれを植えたりすると・・・?  それこそ芽生えの頃の葉がこの二つが良ーく似ているので、つい・・・? その「つい」では済まない事になりますので、くれぐれも家庭菜園等が趣味の方はご注意を・・・です!
万が一間違えて食べてしまうと?大体食後2時間から12時間で「腹痛や下痢」の症状が出て、さらにこれが重症化すると「白血球や血小板」が減り、最後は・・・!と言う事になってしまうそうです!
ただ気を付けて見れば一番間違えやすい時期の「芽生え」の時には、どちらの葉もそれを揉むと「ギョウジャニンニク」の方はその名の通り「ニンニクの様な強い臭い」がそれに引き替え「イヌサフラン」には全くその臭いはしないのです!
さらに大きくなった時にはその葉は「ギョウジャニンニク」の場合は一つの芽からは1~2枚ほどで根元に行くほど段々と細くなっているのですが、「イヌサフラン」は比較的大きな葉っぱが重なり合って出て、その葉は夏には枯れ、花が咲き終わった頃に出てくるのです!
と言っても、食べようと思い込むと、そんな注意忘れてしまうのですよね?  ですからまずは必ず食べられるものだけをきちんと家庭菜園の食べられるコーナーに・・・!まずはこれが鉄則ですよ!  怪しいと思ったらそこには植えない!
他にも間違えやすい物の中には「ニリンソウ」と神経毒を持つ「トリカブト」、そしてこれも良く言われる「ニラ」と? 「スイセン」などが有ります!  そういえばこの「スイセン」も机の上に・・・?なんてありますよね、それを終わるとチョット下に・・・?なんて・・・!
それが間違えの元になりますから! くれぐれも・・・ですよ!
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