「カフェイン」!

2015年に九州で深夜のお仕事をしていた20代の男性、夜遅くのお仕事のために眠気防止や眠気覚ましに、いま流行のドリンクやコーヒーを常用しており、それがなんと急に亡くなってしまった! と言うニュースが有りましたが、これが国内での初めての事故? 「カフェイン中毒死!」だったと言うのを覚えていらっしゃいますか?
それがまた! で、今日の新聞の一面にも「カフェイン 過剰摂取注意!」と・・・!  もちろんその原因はカフェインを多く含む眠気防止の薬や清涼飲料による中毒だと!
そしてその結果2011年からの5年間で101人が病院に運ばれ、そのうちの3人は亡くってしまっていたと!  確かに「眠気覚まし」に・・・!何とか・・・? とテレビなどでもCMみますよね・・・?
そんな危険を知ってか知らずか? 現代の若者に受けて結構な販売数だそうです!  その種類も薬局などでは第三類医薬品として販売されている「眠気防止剤」や清涼飲料水に当たる「眠気覚ましドリンク」などと、種類も結構あるそうです、もちろんそのほかにも普段チョット「お茶を」なんて時に飲む? ほら・・・?
そうです当たり前で、気にもしないで飲んでいる「コーヒー」や「お煎茶、紅茶」等にも当然入っているのですよ!  もちろんその量はそれぞれに違うようで、医薬品の物ですと、多いい物で150~200㎎で、ドリンクでも同じような100~150㎎だそうです、では普段飲んでいるコーヒーでは・・・? と言いますとおよそコーヒー100mlで0.06g、お煎茶で0.02gだそうです!
この含まれる「カフェイン」ですが、眠気の防止に使うように、もともとその効果は興奮作用や利尿作用、解熱などの作用もあるのです、また自律神経の働きを高めるという作用もあるので、集中力や運動能力を上げるという作用もあるので、使い方としては医薬品としても使われております!
だからこそ注意して飲んだりしないといけない物で、医薬品として使われるからこそ内服量として「致死量」と言う、聞くとチョット怖い! 毒薬のような感じ・・・?と思うような量もあるのです!  その量は5gから10gと!
この危険とする量の5gと言う事を考えると普段飲んでいるコーヒーくらいでは普通で考えても、なかなかの量になるのでそれほど心配はしなくても・・・ですが、気を付けないといけないのが「妊婦」の方や「お子さん」ですよね、コーヒーは飲まないが紅茶は・・・?  なんて事も?でしょ・・・
幼稚園児から小学校に上がるお子様などでも、もしも紅茶で飲む時は1杯くらいが良いと言われております!  今は市販のお茶などでも、お子様用で「カフェイン・ゼロ」と言う表示も見ますので、もしも飲ませる時にはその辺も注意すると良いのかもしれません?
普段は飲んでいるコーヒーは2~3杯ほどだからぜんぜん! と思っていても、ちょどその時のお仕事で急に…明日までにやらなければ・・・! なんて事も・・・? そんな時、眠気の防止に・・・? 飲む!なんて事も?
そんなあれもこれもと・・・! 同時に飲んでいないから大丈夫! と思っておりませんか?  ところが意外や、この「カフェイン」血中に入ってからその量が身体に残る時間!長いのですよ・・・!  薬などの使われる血中での半減期と言う物?  これは「薬の全体量が半分になるまで時間」と言うことなのですが!   「カフェイン」では?と言うと、血中での消失の半減期は・・・? なんと!およそ「4.5時間~7時間!」意外と長ーい間、身体の中に残っていると思いません?
さらにこのカフェインが身体に入って血液の中でその濃度が最高になるのは? と言うと・・・、なんとこれ0.5時間から2時間でだそうです!  これまた早いですね・・・!
この様に、意外と長ーい間身体にあり、そして最高の濃度になるのが早いのですから・・・!  しょうがない、お仕事が残業になり能率を上げるために眠気覚ましのドリンクを飲み、数時間してヤバイ?とコーヒーをそれでも眠気防止剤を・・・?なんてしていると、身体に入った「カフェイン」が足されて・・・? なんて事もですよ?
そんな「カフェイン」の急性の症状としては「めまい、興奮、不安、震え、下痢、吐き気、心拍の増加によるドキドキ」などがみられるそうです!
何年か前にテレビのCMでありました、ある製薬メーカーの「ドリンク」で「24時間はたらけますか・・・?」と言う奴!  いいんです、そんな「24時間」も働かなくても・・・! 夜勤などの時はしょうがないのですが、そうでないときは、夜は寝ましょう・・・ね?
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