「いいよー!」

先日の新聞に身体の不自由な方が連れている「盲導犬や聴導犬」などの、その方の介助をするイヌを連れての食事やお茶をする時に入店する飲食店で、いまだに店内に入る事を断られたことのある方が半分以上も有ったと出ておりました・・・!
その理由に「お店が狭いから!」とか「保健所の指導で衛生管理上、入店は出来ない!」や「施設がバリアフリーでないから!」あるいは「お店の中には入れられないが、外の席であれば」等!
日本では2002年に「身体障害者補助犬法」が施行され、社会の中で盲導犬等の同伴は保証されており、さらには去年の2016年には「障害者差別解消法」が施行されてもおり、盲導犬などの同伴での入場や入店を拒否することは不当な「差別」とされているのにも関わらずです!
確かに最近は電車やバス等、公共の乗り物を利用して車いすで外出をする方が随分と増えたようで、結構目にはするようになりましたよね! その為でしょか、身体の不自由な方だけでなく年配の方などの事も考えてでしょうが、バスは乗りやすく、おりやすい床の低い物や、電車もホームとの間のすき間を埋めるような板を持った駅員の方が補助してと言うのは見かけます! が、でもまだ飲食店やパン屋さん等、食べるものを扱うお店では・・・なのですねー?
確かにお店が狭かったりして、お客様が多いいお店などでは、中にはイヌ嫌いの方もいらっしゃいますよね、そこを考えると、うーん? ですが、でも同じに市民であったり、同じ地球に住んでいると・・・、そこを考えると・・・ですが!  一概に「断るのは」いかがなものか? とも言えないような事情も・・・?
でも、障害を持たれている方は方で、簡単に道行く人に「助けてほしい!」となかなか言えない様な気持ちもあるそうです!
私も時々白杖を持った方に合う事が有り、つい気にしてみていると白杖を左右に振りながら歩いているのを見かけます! そして駅や舗装の道路でも「点字ブロック」が着いていれば、それをたどりで良いのでしょうが、割と広い道だけど点字ブロックがないような道だと、途中に街路樹や街灯が有ったり、車道との間に段差が有ったりと結構、目の見えない方にとっては慎重にしているのが分かります! でも、そんな姿を見た時には、みなさまならばどうしますか?
「声を掛けますか?」意外とこれも私たち健常者にとっては勇気のいる行動なのですよね?  だいぶ以前に確か、信号を渡る時に赤から青になった時に、近くにいた目の不自由な方に「手を引きましょうか?」と言った時に「いいえ、結構です!」と言われたことも・・・!  で、その時以来、なかなか「声をかけていいものか?」と、それ以後同じような時を声をかけたことがないのですが、みなさまならばどうします?
先日4月22日に東京都の国立競技場駅から車いすの青年が「HELPUSH」と名付けた旅を始めたそうです、「HELPUSH」とは「HELP=助けて」と「PUSH=後押し」の二文字をつなげた言葉だそうです!
旅を初めて青年は生れた時からの脳性麻痺を持っており、足に障害がある方だそうで、自力でゆっくりとは歩けるが、今では車いすを利用しているそうです!  大学時代に海外のバリアフリー事情を知りたいとイギリスに留学をしたそうで、その時に階段などで困っていると、通りがかりに人が当たり前のように車いすを運んでくれたり、飲食店では飲み物をこぼさないように机まで運んでくれたりと、障害がタブーでないと言う事を感じたそうです!
そしてその経験から今回のこの「HELPUSH」の旅を思いついたそうです、そしてこれから全国47都道府県を1県およそ7日間かけ旅し、そして2年後にゴールするという事をはじめたそうです、そうそう、そんな困った時に困った人から「助けて=HRLP」と言われれば、もちろんですよね? 「いいよー!」と答えますよね!
その始まった旅、いったい今現在はどの辺にいらっしゃるのでしょう?  でも、言われなくても「いいよー!」と何かお手伝いをしたいと、きっとみんな思っていると思うのですが、それをもっと素直に出して見たいですよね、そしてそんな優しい世の中!いいですよね?
決して不自由な方だけでなく、年配の方や困っている人を見たら・・・!  でも、今の世の中、それでも中には・・・見せかけ?なんて事もあるので、うーん?ですが・・・!  まったく困った困った!です・・・が、困っている方を見かけたら「結構です!」と言われても、声は掛けてあげたらいいですよね!  「何かお手伝いを・・・?」と・・・!
処方箋調剤、在宅と地域の健康作りの助けとなる薬剤師、チーム医療に参加する薬剤師の教育に力を入れる「サン薬局」です!
地域の「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」の「サン薬局」です!