これ最近の流行?でしょうか・・・? と言っても悪い事でもないような? でも決して良い事でもない!
これって言うのは食中毒の「アニサキス」です、これ自体は食虫毒ですから困った事なのですが、これがブームのようになっているという事は良い事?の様です、もともとこの病気は届け出が必要な食中毒だそうですが、その認識が十分でなく、今までは届けていない医師が多かったそうです! そのために2016年で、10年前に比べて20倍を超すと言われどれほどの数・・・? と思いきやなんと124件ですが・・・!
国立感染症研究所の発表では今までも年に「7千人」はいるであろうと推測しているとも出ておりました、それがここに来てもブームからか報告が増えているために20倍を超す人数に・・・! 原因は体長が2~3㎝の糸のような幼虫が魚に取り込まれ、それが内臓から身の方に移動し、その魚の身を食べる時に一緒にこの幼虫を食べてしまい、これが人の胃などの壁を傷つける、その時に起こす身体の異物を除去しようとする一種のアレルギー反応により、8時間近いみぞおちや嘔吐などの症状が出るのだそうです!
もちろん治療の一番はその原因の幼虫を内視鏡により取り除くのだそうですが、これがどこの病院でも…とはいかないのです! 何とかそんな大げさでなく手軽な方法は・・・?と言うと、絶対にこれと言う物はないそうですが、これを実践して効果がある・・・?らしいと言う物の中には、漢方薬を使う方法が多かったようです、朝のテレビでは「安中散」と言う胃の症状の時に使われるものや「香蘇散」という風邪の初期症状などの身体の熱や腫れ、痛み、身体のだるさがある時に使われるものが効果あるのでは・・・?と、ただそれが何故? と言う所は分かっていないそうです?
原因はともかく使ってみたら、これいけるのでは・・・? と言う所はまさに「漢方薬」と言う感じが有りますよね! もともとの「漢方薬」の始まりが何故かわからないが、この草を使ったら、何故か良くなった? 反対に、この草を使ったらひどくなった、などの経験からの物が、集まり出来たものを言われておりますから!
それともう一つこれは昔はよく万病に効くと言われ使われていた「正露丸=クレオソート」が2010年にこのアニサキスの予防と症状の改善のために効果があると、その活用方法を特許出願していたそうです! この成分の「木クレオソート」は1830年にヨーロッパブナの木からドイツ人の科学者が蒸留したのが始まりと言いますから、やはりここでも先の「漢方薬」のいくつかと共通するのは「植物=漢方」と言う事に、何かここに予防法が有りそうな・・・?
と言っても今はその予防と症状の改善に効果が・・・? と言う事で、またそれが何故だか? とはっきりした事もまだわからい状態だそうです!
この食中毒をきっちりと予防する方法は?と言うと、「零下20度での24時間以上の冷凍」「新鮮な魚を選び早く内臓を取り除く事」「70度以上の加熱処理」「内臓は生で食べない!」と言うことだと、そして原始的ではありますが、ともかくお料理の時に、よーくその身や内臓を確認して「幼虫を取り除く事!」だと言います!
と言う事で100%は「君子危うきに近寄らず!」ですが、そうはいかないと言うみなさまに・・・! この食中毒の原因の魚を特定できた中で、まずその半分は「サバ」だったそうです、そして「アジ、サンマ、イワシ」だったと・・・! そいえば私、昨日の夜「アジの開き」を食べた!
ともかく安全に…、と言う時には70度で加熱したものか零下20度以上で24時間以上冷凍したものを・・・!
いや、やはり「サバ」は生が一番で? 今までも生で食べていて、なった事はないからと言う方は、しょうがないせめて「正露丸」をその食事中または食後に飲みましょうか・・・? 「正露丸」ですが、あらかじめ予防として「食事中または食後に飲むことで」魚介類を生食して、万が一に今の流行の最先端で、この幼虫がいたにしても「胃アニサキス症」の症状が軽くなったり、その発症を抑えることが期待できるそうですから!
もしもこの効果もなく、魚を食べて3~4時間して急のお腹の痛みの時は、必ず「消化器専門の医院」か、あるいは「消化器内科の先生の要る病院」にですよ!
処方箋調剤、在宅と地域の健康作りの助けとなる薬剤師、チーム医療に参加する薬剤師の教育に力を入れる「サン薬局」です!
地域の「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」の「サン薬局」です!