サー、サー、サーきますよー、いよいよサクラの花が! と言っても先日の基準木と言われる「靖国神社」のサクラが咲いたというだけで、私、気になり歩いていると気の付く「サクラの木」を見てはいるのですが、いまだサクラの花が1輪でも咲いているのには出くわしていない、みなさまは如何ですか・・・?
今日咲いていたのはこれ多分「ヤマザクラ」かと? 花の色は白くサクラの形で、木肌もサクラぽかったから? 多分! その近くに、わりに大きなサクラの木がありましたが、蕾は膨らんで、すこーしピンクぽく、このまま暖かな日が続くときっとパッとだろうなーと! でも、まだ咲いておりません!
ならばと、今日は「花より団子」で、急に食べたくなり和菓子屋さんに・・・、そしてもちろんこの季節と言うと「桜もち」ですよ!
みなさまはこの「桜もち」と呼ばれるのは2種類あることをご存知でしたか? 一つは「長命寺」と言う物と「道明寺」と呼ばれる物の2種類!
「長命寺」と呼ばれるものは、享保2年の頃に東京の隅田川沿いにある「長命寺」の門番さんが、お寺やその周りにあるサクラの木の葉が落ち、その掃除に苦労していたそうです、そしてふと、思い付きで、そのサクラの葉を塩漬けにして、薄い皮に餡を包んで売り出したそうです、そしてそれが当たり、売れに売れたそうです、それが今の関東で言う所の「桜もち」でその正式の名前が「長命寺=長命寺餅」なのだそうです!
では、関東と言うのであれば関西では・・・? となりますよね! もちろん関西でもあるのです「桜もち」しかし「長命寺」ではない! 関西では「道明寺」と言うそうです!呼び方が違うだけ? ではない、まったく違う物で、関西の「桜もち」はその名の通りに「道明寺粉」と言うお粉で皮を作り、中に餡を入れたもので、大阪の「道明寺」というお寺の保存食として作らていたもので、もち米を蒸して乾燥させ粗挽きしたものだそうです!
関西で「桜もち」と言うとほぼこちらだそうです! そして「道明寺」または「道明寺餅」と呼ばれるそうです! どちらもお寺に縁のある食べ物なのですよ! でもこの「道明寺」も関東では「桜もち」とは別で「道明寺」としてありますよね?
関東ではこの両方があるそうですが、関西では桜もちは「道明寺」と言う事でこれのみ! あーあ!確かに「道明寺」はあのプチプチした感じのお餅に包まれて美味しいですが、関東の「桜もち」これも美味いのに・・・! 関東で良かった!
ここまで来たらついでに、と言うと? いったい関東風にしても関西風にしても、そのお餅を包んでいるのは「桜もち」の名前の由来の「サクラの葉」ですが、いったいこの葉っぱ一緒に食べられますか?それとも外して香りだけ・・・?
これも、関東、関西があるらしくサクラの葉を塩漬けしてあるのは同じなのですが、関西風は使われる葉の大きさが比較的小さめの物を使い、関東風は大きめの物を使うそうです、さらに関東の桜もちは元々はその大き目の葉を2~3枚も使い包んで、あの塩漬けにすると生まれる香、独特の風味を御餅にうつすようにしていたそうで!
これを頂く時にはその香りを楽しむために葉っぱは外して食べたそうです、が!でも現在はほぼ1枚で包んでありますから関西風の「道明寺」と同じようにそのまま頂くので良いのだそうです! まー、好き嫌いですから「どーも、あの葉っぱは・・・?」と思われる方は、たった1枚でも外されてその香りを楽しみながらで良いのでは・・・!
と言う事で、そんな綺麗な季節の美味しいものです、是非!明日は土曜日ですから、如何ですか「花より団子」で・・・? もちろん頂くのは「長命寺」そして「道明寺」、どっちもー!で・・・
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