骨!

そう言えば先日新聞に出ていた、年齢の高い方が罹りやすい「膝が痛い」と言う「変形性膝関節症」、この治療に「赤ちゃんの軟骨細胞」を活用すると言う治療法が始まったと出ておりました!
この「変形性膝関節症」は膝の関節の軟骨がすり減って起こる病気で、全国に800万人以上いると言われております! 私たちの膝の関節ですが正常な時は関節の表面は軟骨と言う柔らかい弾力性のある組織でおおわれているわけですが、使っている間には当然関節の軟骨も少しづつすり減ってくる、少しくらいであれば自覚症状はないのですが、それがある程度進むと膝を曲げたり伸ばしたり、腰かけていて立とうとしたリなど膝に負担がかかると関節炎などが起きるのです!
炎症がひどくなると、よく「膝にお水が」と言うような、関節液が多量に分泌されて膝が腫れてしまったりも・・・! さらにこの摩耗が進むと、関節がもろに露出するために「骨と骨」が直接ぶつかるようになる! もちろんこうなると痛みは最高に、さらにはそのために膝などの曲げ伸ばしが出来にくくなってします、すると当然日常生活にも影響が・・・!
今回はその「軟骨」の再生を・・・?という事ですから、もちろんこれが成功すると、現在は重症になると関節のそばにある骨を切る「骨切り術」と言う、聞いていると怖そうな手術もしなくても良くなるのです!  なんでも方法は乳児の軟骨細胞を2~3週間培養してシートにしたものを、手術時にすり減った部分に移植をするそうです、そしてその軟骨が再生されればまた以前のようにスッスと歩く事が出来るようになると・・・!  それには何よりも増殖力が高い乳児の物が良いそうです!
確かにですよね! 子供の時って骨の数はいくつだかご存知ですか?  我々成人、大人はと言うと?ほぼ200個から206個でこの身体を作っていると!  では子供は・・・? これよりも多いいと思いますか?それとも少ないと・・・?  身体が小さい分少ない・・・? それとも子供は身体が柔らかい!と言われますが、ですから骨の数は多い・・・と?
実は子供の骨の数は?と言うと「305個」なので、我々大人に比べずっと多いいのです!   それには今回の関節のように大人は一つになっておりますが、この関節は子供の時には指や腕などのような細長い骨は関節の膨らんだところの「骨端」と言う物と真っすぐな部分の「骨幹」と言う物に分かれているのです!
そしてこの「骨端」と「骨幹」の間にある物は「軟骨」なのです!  それが年齢が上がり骨の成長が止まるころになると、この「軟骨」は骨に変わり「骨端」と「骨幹」は一つの骨になるので二個の物が一個に・・・! という事で、子供から大人になると数は少なくなるのです!
ですから子供は柔らかいという事にもなるのです、でもここでその柔らかい軟骨が骨になる時期なので、あまり偏ったスポーツなどをすると、よく聞く「テニスひじ」や「野球ひじ」などにという事になるのです!  ですから高校生くらいまでは、なるべくならば一つの種目ではなく、いろんなスポーツをするのが大事なのです!
骨の成長にはスポーツなどで身体を動かすと言う事は必要なのです、今はどちらかと言うと家でゲームとかが多く、なかなか外に出てという事も少なくなっているようです、その分、反射神経なども低いとかも・・・?  年齢が進むと筋肉や骨はある時点から減る傾向になります、その前にも子供のうちにしっかりと鍛えて、きちんと整えていることが一生健康で生活が送れるようになる!
まずは子供の時にそんな健康のために必要な「骨、筋肉」「一生の財産」作らないと・・・!  さーさー、外に出て・・・!
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