食べたら出す!

今年になり初めての社内勉強会が1月22日行われました!とホームページ上でも紹介されておりますが、今回の「勉強」が便秘を含む便通のコントロールのお話でした! が、この便通の乱れと言う物には結構な人数の方が悩んでいるのですね?  みなさまは如何ですか?  なかなか誰かに相談・・・? するような事ではないし・・・!と、困っておりませんか?
一応「便秘」と言うのは便通が毎日なくても週に3回以上あり、それもスッキリと排出が出来て、その形が丁度良いバナナ状であれば最高だそうです!  それとは反対に毎日はあるが、あっても量が少なすぎたり硬かったり、何かスッキリしない・・・! なんて言うのはやはり「便秘」と定義付けられるそうです!
日本人は風土的には西洋にような肉食でなかったという事で、その腸の長さも、欧米人に比べ少し長いと言われております、一般には大腸の長さは1.5メートルで、食べたものの最後の消化をするという働きを持っております!
食道、胃、小腸を消化をつづけここまででほとんどの栄養素は吸収されております、そして食物はドロドロの状態で大腸に入り、そしてそこで水分が少しづつ吸収され固まってくる、そして身体の外に出されていくわけです!
しかしこの大腸の中での外に押し出すための「蠕動運動」が弱すぎたり、反対に強すぎたりで「弛緩性の便秘やけいれん性の便秘」、また普通は食物が胃に入ってくると、その刺激で大腸の「蠕動運動」が起き少しづつ送られていくのですが、直腸でのセンサーが鈍くなり出口でなかなかでないでいると、そこで渋滞が起こる「直腸性の便秘」などが・・・!起きてしまうのです!
人によりですが結構まちまちで、人によっては1日に5回以上もトイレ通い、と言う方や一週間に一回と言う方も・・・、でもほぼ半分くらいの方は1日に1回と言うのが普通の様です!  ただその一回も先に書きましたように「スッキリ!」と言うのが問題で、なーんか?まだ・・・!と言うのは良くない方に・・・!
ただ仕事や学校などで、行きたくなっても今はいけない!という事も・・・?  すると大腸と言う物はそれを我慢しろ!と言われと我慢してしますそうなのです、そしてその刺激に少しづつ慣れてしまうと1週間でも平気になったしまう!  そんな我慢強い?のか?反対に鈍いのか? の臓器なのだそうで、ですから出来ればなるべく時間がゆっくりととれる、夕や少し早起きしての朝などに合わせ習慣にすると良いのだそうです!
でも、たかが「便秘」だからなんて思っておりませんか?  たかが、ではないのですよ!本来は毎日外に出される毒素が身体の中に溜まってしまうのですから、動脈硬化や最近は増えている「大腸がん」など重い病気の原因にもなるのです!
「便秘」も生活習慣病の一つとも言われます、やはり食事には「食物繊維」それも「水溶性と不溶性」の物をバランスよく、また腸内細菌の善玉を増やすように「発酵食品や乳酸菌」を・・・、そして特に朝にその動きは活発になるのでキチンと朝食を摂り、そして余裕をもってトイレに行く時間を・・・!
たかが、と思う「便通」ですが、太古の時代に住んでいた地球上でもっともデカかったあの「恐竜」、彼らが滅びたのは「便秘」のせいとも言われております、それほどに大事な事なのですよ、くれぐれも一週間もないと楽ちん!なんて言っていられませんよ、きちんと食べそして栄養を摂り「健康」を・・・、です!
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です!