見てごらんなさいよ!「無病息災!」

またまた出ました「さー、さー!」ですが、いったい今日お正月11日は何の日・・・?  この間の7日はお正月「松の内」が終わりと言う事で、玄関前に飾ったあった「歳神様」をお迎えするための「門松やしめ縄・・・」などのお正月飾りをしまう日で、では今日11日は・・・?
地域により多少違ったりもあるそうですが、今日11日は「鏡開き」の日です!  「門松」などを目安に今年一年を「幸せで平和」な年にと、おいでになった「歳神様」にお供えしていた「鏡餅」、これをお汁粉やお雑煮などにして「神仏に感謝して無病息災などを祈り」その供えられたお餅をいただくという日です!
元々と言うと江戸時代の御大店や商家では「蔵開き」そして、武家においては鎧や具足などにお供えした「具足餅」を下げて頂いたそうです、また女性はその頃自分の命とも言われた「鏡台」に備えたのが「鏡餅」と言ったそうで、それを開くことは「初顔」と言ったそうです、そんな風習が一般的になり「鏡開き」と言うものになったと・・・!
そして始まりが武家からなので、お餅を刃物などで切ることは「切腹」を連想させると、手や木槌で「割る!」様になったとか、そして「切る」や「割る」という言葉を避け「開く」と言う言葉を使うようになったという事です!
そのような武家社会の風習から、今でもこの日に「鏡開き」をしてお汁粉を食べる行事が柔道場や剣道場に多いいのです!   よくお祝いなどでの日本酒の樽のふたを割るのも「鏡開き」と言いますが、あれは酒屋さんがその酒樽のふたを「鏡」と呼んでいたので、この酒樽の上蓋を木槌で割るのを「鏡開き!」と言うようになったと!  でも、本当はこれ「開く」ではなく「抜く」で「鏡抜き」と言うのが本当だと・・・?言われております!
そんな「無病息災」をお祈りして、お供えして置いた「鏡餅」を頂くわけですが、本当の本当は実は1月の20日だったと!  えーっ?でしょ?
実はこれにはあまりにも勝手と言うか、あまりにも俗っぽいことが・・・?  それは初めの頃は「20日」であったのが、あの二代将軍の秀忠の次男で、母親があの「お江の方」第三代将軍の「徳川家光」が亡くなったのが4月20日であったので、その後に同じ20日にお祝い事をするのは「けしからん!」という事で、徳川幕府がこの「鏡開き」を11日に変更、さらにそうすると今までの「松の内」15日にしていたのがおかしくなる・・・!
という事で「松の内」も7日に変更となんとも勝手な事で・・・!  そんな事で、「松の内」は7日、「鏡開き」は11日に・・・、となったそうです!
ただこの幕府からの御触れ「関東地方」では徐々に広がって来たようですが、遠く「関西地方」までは正確に広がらなかったようで、関西地方は今でも「松の内」は15日と言う所が多いそうです! またこの「鏡開き」も同じ15日という事です、反対に京都やその近くのところではビックリするほどに早い4日と言う所も・・・!
しかし現代のほとんどの「鏡開き」」ですが、木槌・いやいやいりません、地域によってはその割れ方!イヤイヤ「開き方」でその年は「豊作か不作か?」を占う土地もあるようですが、とてもとても占えません・・・! 何故かと言うと、ほーら!みてごらんなさいよ・・・!  出てきたのは綺麗な「切り餅」でした!
時の「権力者」と言うのはねー!  現在の日本にしても、次のと言われるアメリカの・・・・!にしても・・・?   エーッ!と言うような・・・?  でも、それを選んだのは・・・? 江戸時代と違い、いずれの国も我々ですからねー!
今日は今年一年の「健康」と「平和」を祈って神頼み・・・、徐々にインフルエンザの波も押し寄せてきているようです、この「切り餅」で美味しい温かな「お汁粉」頂きましょう! 「無病息災!」
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です!