昨日の午前10時半ごろに起きた「新潟県糸魚川市」の火事・・・! もーすごい、としか言いようがない様な・・・?
たった?かどうかは・・・ですが、「中華屋さん」一軒が元?とニュースで伝えておりましたが、延々と燃え広がること午後の9時近くまで・・・、その延焼の範囲は東京ドームの1.5倍の広さになるとか・・・!
そういえば私の小さなころには、暮れになると何故か「火事!」が多かったように覚えておりますが・・・? 年も押し詰まり焼けてしまう・・・! みなさまならばどうします! もー、どーしようもないですよね? 本当に全てを灰にしてしまう! 昔から「地震、かみなり、火事、おやじ!」と言い、これは怖い物のたとえですが、まさに・・・ですね! と言っても、毎日どこのお家でも使う「火」です、今年も10日を切り、年も明けようとする時です、決して他人事でなく・・・!
まして、特にあと残りの一週間ほど、どこのお家でも一年で一番お忙しい時、お正月などのお料理を作りながら、つい他の用が・・・? ほーら!そんな時ですよ! 今使っている「火」忘れて、ついそちらに気が・・・? きっとそんなことが、以前は多かったのでしょうか? そのためにこの時期になると「火事」が…かもしれません? そんなことにならない様に、くれぐれも「火の用心!」ですよ!
今回の糸魚川の「火事」、条件が重なったために火の回りが早く、このような結果になったようです、それは今回の町は古くからある歴史のある繁華街で、木造の建物も多く建物も密集していたそうです、またいつもであれば北風が吹いているそうですが、この時には日本海側に低気圧があり、これに向かって強い南風が吹いていた・・・! 今回は南風で海に向かってだったそうですが、これいつもの北風であったら?それこそ今度は町の中に火が飛んで・・・! と言う所であったとか? いずれにしてもこの強い風の影響で火がとび、燃え広がったという事です!
さらに悪い事に横浜でも昨日は一日強い風が吹いておりましたが、この強い南風を起こしたのが先ほども書いたように日本海側の低気圧、結構強いもので気圧も台風並みですよね? これに向かっての南からの強い風が・・・、台風並みの低気圧という事で、ここで夏から秋に起きるようなあの「フェーン現象」と言うものが発生したのでは・・・?という事らしいです!
火事の起きた10時ころには14メートルの風が、そして最大の瞬間風速は?と言うと丁度お昼頃に「24メートル」になっていたそうです! そして気温も20度、湿度が40%と乾いていた・・・! こういった悪条件が重なり今回のような大火災に・・・?
風は日本海側の低気圧に向かった吹く風ですから、当然湿気を含んでいるので、雨が…ではと思うのですが? そういえば横浜は昨日の夜には風と雨が・・・でしたよね? でも、この糸魚川ではちがった! きっと反対にお天気は良かったのかも? これが「フェーン現象」です!
南からの風には湿気がはいっている、でもこの風が新潟県に入る前に山に当たる、そしてその山を駆け上がるわけですが、この山を越えるときには、山を100メートル上がるたびに、気温は0.6度下がるですから、例えば2000メートルの山であればその頂上では気温は12度低くなるのです! そしてこの暖かな水分を含んだ空気は頂上ではその温度が下がるので、冷やされた水蒸気から水に、これが空気中に漂うと「霧や雲に」! そして雲が出来ると「雨」が降る・・・!
そして冷やされた空気は今度は山を下る! すると下る時には反対に100メートル降りると気温は約1度上がるのです、となると頂上から降りて平地に来るとなんと今度は20度も高くなることに! でも大丈夫、湿気があるではないですか? でしょ・・・?
でも、大丈夫ではないのですよね? その通り、残念なことに山を駆け上がり頂上に付きその時に冷やされた空気中の「大事な湿気」は冷やされた時に雨として落としてきてしまったのです! と言う事は乾燥をしている、さらには気温も上がっている、さらに強い風に・・・! なのです!
悪い条件が重なり、今回のような大火事に・・・! たった一つでも怖いですが、それがこんなに・・・!に、自分だけではすまなくなってしまうように・・・!
これからはお仕事も、お家でも、ものすっごく忙しくなる時です、くれぐれもお料理などで煮物などしている時には、その「火」を使っていることをお忘れないように! 「火の用心!」 カチ、カチ!
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です!