来る?来ない?

「喉元過ぎれば熱さを忘れる!」と言いますが、最近また気になるような病気が・・・?  しばらく前の一時期これは・・・! と言う時には随分と騒がれましたが最近はニュースにはなりますが世間一般にはそれほどでも・・・?
そうですよ今は丁度その時期で今年は少し早いのではなんて言われております「インフルエンザ」です! それも「鳥インフルエンザ!」 今年もしばらく間には中国で・・・なんてニュースが出ておりましたが、いやいやお隣でなくすぐ近くでですよ!  先月11月以降岩手や秋田、宮城、兵庫、鳥取、鹿児島などで死んだ野鳥などから「高病性鳥インフルエンザ」のウィルスが検出されているそうです!
同じく新潟県や青森市などでも確認されたものも同じ型の物であったと農林水産省が1日発表をいたしました!  
もちろん今我々がかかるインフルエンザとは違い、鳥類に感染して起きる鳥類の感染症です!  もともとはアヒルやかもなどの水禽類を自然宿主にして存在するもので、鳥類に関しては若鳥の20%の感染が見つかっているそうです!  その中でも家禽類のニワトリやウズラそれにこれからの季節まさに出番の七面鳥などこれらに感染すると非常に強い病原性を持ったものが生まれるのです、これが「高病原性鳥インフルエンザ」と言われるものなのです!
これに感染すると鳥類の致死率も以上に高くなるために養鶏業者の方が非常に気を付けているものなのですが、結局は夏にシベリヤ方面から中国に運ばれ、そしてそれが韓国に更に日本にとリレー式に渡り鳥が運んでくるものらしいので、現在でも越冬のために渡ってくるので、警戒をしていても・・・なのです!
すでにこのインフルエンザにかかり新潟や青森などでも処分のきまっているニワトリやアヒル(フランス鴨)などで合計54万羽にもなるそうです、その処分するにもそれに必要なブルーシートや石灰、二酸化炭素など用意するのに大変だそうで、他にもそのフンやそれを含んだもみ殻やおがくずなどの処分も残りその作業を終了するのも時間がかかるそうです!
と言って大変危険なウィルスですがこれが直接にうつることはなく、ただこの亜型ウィルスが家禽と接触した人間に感染し、発病したことはありますが一般の人が今のところ感染するというその危険性は非常に低いそうです、ただこれからの季節に流行る人のインフルエンザウィルスと混じることで人に感染する能力を持つものが生まれる可能性もありそれが将来出てくると、まだこのウィルスの人のワクチンがないため俗に言うパンデミック、爆発的感染も危険視されているのです!
確か以前にそんな新型のインフルエンザがと言われ騒がれたことがありましたよね?  一般には人の新型のインフルエンザが発生するのがほぼ15年から20年の周期とか言われており、最後の新型のインフルエンザが1977年の「ソ連かぜ」だったそうです、それからするとこの鳥インフルエンザが発生したのがほぼ20年後の1997年だったそうです、そのためにこの「鳥インフルエンザ」がいつ突然変異で新型のヒトインフルエンザになり世界的な大流行になるやも・・・?と警戒をしているそうです!
中国では2014年以降ですでに14例の人に対する感染を確認しておりその内の10人が亡くなっているそうです!  ただまだ人に感染しやすい様な遺伝子変異は起きていないと・・・!
と言っても新型のインフルエンザが発現する20年を超えていつどこで起こっても・・・?という事を考えると、いつかは?きっと・・・?という事に・・・
ともかく、生きた鳥との濃厚な接触とか、フンを大量に吸い込まないようにすることが予防として大事な事だそうです、また死んだ鳥を見つけた時にはむやみに触ったりしないで必ず保健所などに届ける事も大事だそうです!  あとは今の人のインフルエンザ予防と同じに「手洗い、うがい!」そして外出の時の「マスク」です!
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です!