心とお腹の中?

あーといくつ寝ると・・・?ではありませんが、あーと3日で12月です!  もーここまでくると今年も早いですよねー? 毎年この12月に入ると、それこそアッと言う間に31日に…なんてなっておりますから! みなさまも、ここから先は一年の締めくくり、心して・・・ですよ!
そんな何かとせわしない年の瀬12月になりますが、この12月になると忙しいのが「宅急便」などの運送屋さんですよね!  なんで?って、当然この上旬になると始まる「日本の儀式?」「お歳暮!」と言うのが飛び交う時期に・・・!  みなさまも「お世話になったあの方に・・・!」と、すでに手配済みですか?  私も当然、今年出会い、お世話になったあの方この方に・・・、そして古い友人には、普段なかなか連絡が取れず、また会う事もなかなかできないので「おーい元気かー?」とごあいさつで用意いたします!
このお歳暮と言う言葉は元々は「年末」を表す言葉だったそうです、それが年の暮れになるとその年の1年間お世話になった方に贈り物を持参して、ご挨拶に回る習慣ができ、それを「歳暮回り」と呼ぶようになり!  それがいつの日にか、このもって行く「贈答品」を「お歳暮」と呼ぶようになったそうです!  しかしこの「お歳暮」ですが事の始まりは「神事」からだそうで、お正月に飾る「年神様」に基づくもので、祖先を敬い、新しい年の豊作を祈るための供物を年末に配った! という習慣が今の時代に伝えられているそうです!
またこの習慣が江戸時代になり、もともとその時代の商売がほとんど掛け売りが多く、よく時代劇などに出てくるような、その掛け売りの取り立てですよね? その支払い、取り立ての時期が「盆と暮」だったと!  その支払いをする「盆と暮」には、その支払いをする時には、それまで半年間も長ーく支払わず、おいて置いて申し訳なかったという事と、と言いながらも、また新しい年にもよろしくと! 暮れに「贈り物」をするようになったそうです!  そんなこんなと「神事」や「掛け売り」の年二回の支払いが一緒になり今に伝わったのでは?という事らしいです・・・!
ですから本来は、いまはほとんどが郵送になっておりますが、始まりの時は「お世話になりました、またよろしくお願いいたします。」と直接ご本人が持参して手渡しをするというのが礼儀だった様です! また地域によっては「金沢」の様にその年に「男の子」が生まれた時には「軍配型の杵餅」や「女の子」の時には「繭玉」を!お歳暮として贈るという習慣が今でもあるそうです!
まー、ご近所や個人的に、お世話になっているからという本来は良いのでしょうが、最近は個人情報の問題や企業のコンプライアンスとかで、個人的にも会社間でも虚礼廃止などと、なくすところが随分と増えてきているようです!
もちろん「えーっ?」と言うものも中にはあるのかもしれませんが、そのような何やら「お腹の中や心の中・・・」に良からぬ事・・・が?  まー、そのような事が無ければ、純粋に「お世話になった!」という気持ちを表す1年の締めくくりですし、日本の伝統ですから!  「お世話になったあの方に・・・!」で、綺麗な事ではないのでしょうか?   まー、その方の「心とお腹」の中身次第では・・・?
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です!