「筋肉くん」

最近はよくこんな言葉聞きませんか? 「QOL」!  もちろんこの言葉は我々の世界の方や医学、薬学、看護などの学生さんは知っていて当然ですが、やはり世の中が「高齢化社会」なんて言われるようになり、新聞などでもよく見るようになりました、もちろんこんなことが引き金になり、毎日どこかで目にするような「サプリメント」が流行るようになってきたのではと思います?  みなさまも何か一つくらいが飲んでいるか?食べているのではないですか・・・?
「QOL」=「クオリティー・オブ・ライフ」人がどれだけ人らしく望み通りに生活を送ることが出来るか?という事で、「生活の質」と言われ、どちらかと言うと介護が必要な方で自立性が回復する見込みがなくても「社会参加」や「自己実現」が可能なように向上させるように協力するという目標の「生活の質」という事で!  もう一つ「ADL」という言葉も、これは「アクティビティ・オブ・デイリー・リビング」と言い、「日常生活動作」と言われるものです!
この「ADL」ですがこれもよく最近耳にする「介護保険」の中の「要介護での介護1とか介護4」とか聞く、あの介護認定での生活の中で「できる、出来ない!」を決めるのに使われる元なのです!  要は私達の普段の生活の中で、日常的に行っている「食事や排せつ、入浴、移動、脱ぐ、着るという動作、夜寝るや、そこからまた起きると言う動作」などが、どの程度自分の力で出来るか?という事で、先ほどの「QOL」に入る前、自分で出来るという一番、人として望むことなのです!
もちろん健康な方であれば当たり前にできる日々の行動が・・・!  みなさまも一度くらいは経験を・・・? たとえばスポーツやたまたま階段を踏み外してとかで捻挫を・・・、なんて時、階段を降りるときとか、しゃがむような動作をするときなど「イテ、イテ…とか」言いませんでした?  そうたったチョット片方の足を捻挫しただけで動きが制限されてしまう!  それが日常起きるようになる年齢が・・・?なのです、ですからそれが無いように、いつまでも早く走れなくても、普段の生活は人の助けを借りずに「できる!」という事が大事なのです!
いいや自分には関係ない!とか健康!だからと、お思いかもしれませんが、来るのですよほっておくと!  何故にさ・・・? と思うでしょ?
それは動きには必要な人の「筋肉」です!  これも経験がありませんか?それこそ20代では階段も一段置きにとか二段…も!だったのに、最近歩いていてもなんでもない所でもつまずく?なんて、それも筋肉に関係していることも?
その肝心な「筋肉くん」ですがほぼ20代から40代くらいまでは付いていた筋肉量と言うものは変わらないのですが、50台になるとこれが急に減ってくるのです、もちろんその筋力も当然に衰えてくる!  いやな言葉ですよね? 「衰える!」  でも現実ですからしょうがない!
その減り方ですが60代になると、ついていた「筋肉くん」は10%ほど減少して、80歳代になると30%近くもなのです・・・、ですからそれこそ大丈夫なんて言っていつもと同じように生活をしていると、つまずいて転んでとか、階段でギクなんしてしまうと、それをきっかけに・・・と、そして「ADL」から「QOL」と・・・!
そんないつまでもあると思うな「親」と同じような「筋肉くん」ですが、神様はよくしたもので気が付き努力をするとご褒美を・・・?  と言うのはこの「筋肉くん」いくつになっても増やすことが出来るのです、それも骨などと違い48日でほぼ半分は生まれ変わる!  それも何歳になってもですよ!
如何ですか? 早速少しでも身体を動かし「筋肉くん」が減るのに抵抗しようでは・・・!  きっと80歳になっても90歳?になっても、自分の事は自分で出来るようになって楽しい生活を・・・、ではないでしょうか?
今日のようなお天気では無理でしょうが、一昨日や昨日のようなお天気の日にはそのときの「ADL」を信じて、少しでも身体を動かしましょう!・・・では? 
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です!